あなたを拷問してみたい (Page 4)
「何……何なの」
折れるどころか、真実を突いてきた。まだまだ反抗してきてほしい、そう思った。
「ちょっと興奮しすぎて見失ったな。そうだ、俺は美空さんが浮気していると吐かせるためにやっているんだった。いかんいかん」
文也はベッドから下りてバイブとローションを持った。黒く太い、男性器を模したバイブを見せてから、美空の足の間に座る。
バイブにたっぷりローションをたらして、じりじり少しずつ少しずつ挿入していく。
根本まで入れて、そのまま放置した。
「うああ……」
美空の内股に力が入って、くわえ込んだ所がひくついている。白い肌と黒いバイブのコントラストがなまめかしい。
ここでようやく、文也は取らずにいた左側のブラジャーを取り去った。
「ハハッ、触っていないのにフル勃起じゃないか」
「くうう……!」
けなげに勃ち上がった乳首を口に含む。
「ああっ」
吸い、舌で転がしながら右手でバイブを握って奥を小刻みに軽く突く。
「んっあっやあっああっ」
声に切なさが混じってきて、文也は顔と手を離した。
「ああっ、なんで……」
言ってから、美空がしまったというように顔を逸らす。
「浮気を認める気になったか?」
「だから、してないって言ってるでしょ」
「そうか」
左の乳首にもローターを貼り付けてスイッチを入れる。
「あふっ、んああ」
バイブをじれったいくらいの速度で抜き差しする。それをじっくり時間をかけて何度も繰り返した。
「どうだ、浮気を認めるか?」
「して、ない……」
文也はバイブを抜いて、乳首のローターも停止させた。
「ああ……」
美空が物欲しそうに抜かれたバイブを見た。困ったような表情で顔についたままだった文也の精液を舌を出して舐める。渇き始めていた精液はほとんど取れなかったが、折れ始めた事にほの暗い喜びを感じる。
レビューを書く