二股の行方

・作

大学生の平田マリは二股をかけていた。同じ大学の赤尾と青山の二人と付き合っていたが、二股がバレてしまう。二人とも好きでどちらか選べないと言ったマリに、赤尾と青山はセックスで勝敗をつけようと、三人でラブホテルへと向かう。

いわゆる修羅場だった。

 大学構内のベンチに座っている平田マリの前で二人の男が睨み合っている。
 マリはとうとうこの日が来たと考えていた。

 演劇サークルの赤尾と絵画サークルの青山。マリは二股をかけていて、それがバレてしまったのだった。
 いつも眠たげに見える瞳を瞬かせて頬に手を当てる。

 顔はいいが金遣いが荒い赤尾と、堅実な性格だが今ひとつ顔が好みではない青山。
 帯に短し、たすきに長し。二人を足して2で割って良い所取りできたらいいのにとマリは常々思っていた。
双方に見限られてひとり枕を涙で濡らす夜が来るとしても、二人とも好きで決められない。

「マリ、どっちを選ぶんだ?」
 詰め寄られて、マリは眉根を寄せた。
 
「どっちと言われても……。私、二人とも好きなの。決められないわ」
「どうしてだよ。俺と寝てあんなに気持ち良さそうにしていただろ」
「何言ってるんだ、僕の方が良かったよな?」
「そうねえ、一長一短かしら」
「何だって」
「それぞれいい所もあり、いまいちな所もありかしら」
「そうなのか」

 二人が考え込み、何やら相談を始めた。
「取ってくるから待っててくれ」
 青山が走っていくのを見送り、赤尾が告げる。
「はっきりさせるからな、マリ」
「何を……?」

 二人に連れられ着いたのは、ラブホテルだった。
「これから何が始まるの……」
「始めるか」
 赤尾と青山が持ってきた物を浴室の床に並べていく。
「筆と、赤と青の絵の具に、水入れ、パレット……? 絵を描くの?」
 絵なら、絵画サークルの青山が有利なはずだった。

「紙がないけど……?」
「紙は使わない。マリの体に描くんだ」
「ボディペインティングってやつだよ」
「えっ体に?」
 そういう芸術があるのは知っているが、もちろん体験した事はない。ちょっとおもしろい事になってきたと思ったが、まだ不安の方が大きかった。

 青山がパレットに赤と青の絵の具を出して、ぬるま湯で溶く。
「じゃあマリ、脱いで」
「え……ええ……」
 赤尾と青山は服を着たまま空の湯船に入った。あぐらをかいてマリの動向を見守る。
 マリはゆっくりと服を脱いだ。こんな展開になるとは思っていなかったので、下着は普段使いのスポーツ用のような飾り気のない物だった。

 二人に見つめられて、ホックを外す指が震えた。ブラを外すと、たっぷり重量感のある胸が揺れる。次は下着と肌の間に親指を入れてそろりと下ろしていった。
 裸になると、マリは腕で胸と股間を隠した。いつもは割と平気なのに、何だか異様に恥ずかしいと感じた。

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