熱帯暗夜 (Page 6)
ますます硬さを増す彼の肉棒を怜子は自らの足に擦り付けた。ストッキングの感触と太腿の弾力が新たな淫楽として肉棒を猛らせる。
彼女から与えられる快感に応えるため、伸晃は秘裂を左右に押し広げた。ねっとりした愛液は肉壺から溢れ、既に女陰の内側までぬかるむ肉沼へと変貌させている。
零れる蜜を掬うような指使いで伸晃は女の割れ目を遡った。辿り着いたのは包皮に隠れた陰核である。彼は丁寧な動きで陰核を剥き出しにしてしまう。そして、伸晃は陰核を露わにした時とはまるで違い、乱暴に女体の中でも最も敏感な部位を摘まむ。
「ひぃっ」
怜子の腰が浮く。
膣も激しく収縮し、とぷ、と濃度の高い淫液を吐き出した。その淫液はとろりと零れ、尻穴の方へと垂れていく。
伸晃は怜子から体を一度離し、彼女の股の間へと顔を埋めた。つんと発情した女の香りが鼻の奥まで充満する。
淫臭と茂みを掻き分け、伸晃は怜子の秘所へと舌を伸ばす。蛞蝓が這うような執拗さと、指を用いた愛撫とは違う優しさを併せ持つ口淫に、怜子は腰をくねらせた。
足を閉じようとする彼女の足を抱え、伸晃は状態を起こして正座の姿勢となる。
「そんなっ、恥ずかしい! 見ないでっ」
腰を持ち上げられ、大きく足を開かれて怜子が羞恥心の滲む声で訴えた。
彼女の羞恥心を煽るため、伸晃はあえて音を立てて愛蜜と陰核を啜る。繊細な陰核を吸い上げられ、怜子は声を抑えることもできない。
「あっ、あぅ、ひぃん。ああ、それ。気持ち良すぎるからぁッ」
ぎゅっと内股に力が入り、怜子が陰核責めで達する。
ひくひくと物欲しげに蠢く膣穴を一瞥し、伸晃はそっと怜子の体を解放した。ベッドに横たわった怜子は愛撫による絶頂の余韻を味わっていたが、それが去るともどかしく身じろぎをする。
微かに闇に慣れた目で伸晃はベッドに横たわる怜子を見下ろす。
スーツの前を乱雑に開き、重たげに左右に流れて露わになった乳房。捲れ上がったスカートは用を成しておらず、破れたストッキングと捩れたショーツの端から淫肉がはみ出していた。
眺めるだけでも男を昂らせるには十分すぎるほど煽情的だ。
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