お湯よりも熱く

・作

江崎敏昭と末原葵は同棲を始めたが、仕事が忙しくなかなか関係を持てずにいた。週末、ようやく2人きりで過ごせると思ったが、同期の同僚たちが押しかけてきて飲み会を始めてしまう。同僚たちはそのまま寝てしまい、敏昭と葵は起こさないようにお風呂で愛しあう。

「ありがとうございました」
 引っ越し社の人間が帰っていき、江崎敏昭はドアを閉めた。隣に立っている末原葵が話しかける。
「だいぶ遅くなっちゃったわね」
 窓の外はすでに真っ暗になっている。

「午前の人に時間がかかったらしいよ」
 敏昭が言うと、葵がおじぎした。
「改めて、今日からよろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしく」
 顔を見合わせて笑う。

 敏昭と葵は同じ会社に勤めていた。社会人になるとほぼ同時につきあい始めて1年、物件を探して今日から同棲を始めることになった。

 必要最低限の物を出し、夕食などをすませたら23時を過ぎていた。
 同棲して初めての夜。特別なものにしたい気持ちはあったが、引っ越し疲れと明日の仕事のことを考えると寝た方が良さそうだった。
 
「新婚初夜みたいにはいかないな」
「そうね」
 言ってから照れ合って、それを隠すように早々にベッドに入った。

 それから1週間、2人とも仕事が忙しく、残業後に帰宅したらすぐに寝てしまう日々が続いた。疲れてはいるが、悶々とした気持ちはつのっていく。

 ようやく迎えた週末、昼前に起きた敏昭と葵は引っ越し荷物の片づけに取りかかった。夕方までに終わらせて、その後はゆっくりする予定だった。

 片づけていると、玄関のチャイムが鳴った。ドアを開けると、男2人女1人の会社の同期たちがズカズカ入ってきた。
「えっ、あのちょっと……」
「手伝いに来てあげたよ」
「けっこう広いね」

 同期として仲が良く、飲みに行ったりバーベキューしたりと5人で出かけることも多い。本音では2人きりで過ごしたかったが、恋を応援してくれていたので無下にもできず、敏昭と葵は顔を見合わせた。
「さてと、どんどん開けていこうか」
「あ、そうだ。コレ冷やしといて」
 大量のビールを渡されて、敏昭はあきらめ顔で頷いた。

 手伝ってもらったおかげで片付けは早く終わったが、予想通り飲み会が始まった。
「それでは、同棲を祝って、かんぱーい!」
「かんぱーい!」
 飲み会は延々続き、日付けが変わる頃、同期たちは酔っぱらって眠ってしまった。

「今夜もおあずけね」
 食器を片付けながら葵が言うと、敏昭が葵の肩をつかんだ。
「嫌だ、したい」
「でも……」
「起こさないように静かにすればいいよ」
「……うん」

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