義母にぶっかけてみた
武彦は間違えて通販で大量のローションを買ってしまう。でき心で庭にいた義母の恭子にローションをかけるが、怒りもしない恭子に対して隠していた欲望をぶつけていく。
ほんのでき心だった。
その華奢な背中に、ローションをぶっかけたいと思ってしまったのだ。
義母の恭子は庭いじりが趣味で、庭にはさまざまな花が咲き乱れている。
武彦はその姿を2階の窓からよく眺めていた。夏などは汗で服が透けて、ブラジャーの線が浮かんでいるのを見ては密かに興奮していた。
妻の唯を愛してはいるが、夜の生活の方は拒否されることが多い。行為があまり好きではないと言われれば、強要できない。子供を授かってからは、まったくしていない。
有り余る性欲をオナニーで発散するしかない生活に、武彦は不満を抱えていた。
「拒否するくせに、風俗は行くなって言うんだよな……」
通販でオナニー用の物を買うのだけが武彦の慰めだった。
そんなある日、届いた品物を見て武彦は頭を抱えた。
ローションを買ったのだが、注文した時に酔っていたのが失敗だった。2リットルペットボトル4本分のローションを買ってしまったのだ。それだけではなく、使い比べでもしようとしたのか、いくつかの種類のローションも同梱されていた。
「こんなにどうするんだよ……」
なんだか何もかもが嫌になって、武彦は窓から外を眺めた。
恭子が庭いじりをしている。
長い髪を頭の後ろでひとつにまとめて、白いうなじが見えている。
武彦はペットボトルを取った。コップに注いで、窓から身を乗り出す。そして、コップを逆さにした。
「きゃあっ?」
ローションをかけられ、恭子が悲鳴を上げる。
「なっ何?」
「すみません、お義母さん。ちょっとこぼしちゃって。すぐ行きます」
武彦は1階に降りて庭に出た。
「すみません」
「いえ、いいけれど……これ、何? ヌルヌルするわ」
恭子はしきりに首の後ろを触っている。濡れたほつれ毛と服が肌に貼り付いている様子に、武彦は密かにつばを飲み込んだ。
「ローションも知らないんだ……」
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