いつかまた行けたら (Page 4)
イラマチオから開放された女性は、大きく喉を鳴らして喉に引っかかっていた精液を飲み下した。それから飲み干したことを証明するためか、憲和に向かって空になった口を見せつける。
「まだ、萎えてませんよ」
角度を保ったままの肉槍を見せつけ、憲和は寝台から降りる。
「どうしますか?」
「ひとつ」
「え?」
「私を抱くのでしたら、どうか一つだけ願いを聞いてください」
「なんでしょう」
「名前で呼んでほしいのです。眞弓(まゆみ)と呼んでください」
憲和は女性を、眞弓を抱き締め、先程まで自分が横たわっていた寝台へと押し倒した。
「眞弓さん」
「あぁ」
スクラブの裾をまくり上げ、その下にある柔らかな双丘を揉みしだく。並行して彼は眞弓の首筋にしゃぶりついた。汗の匂いと熟れた果実のような甘い香りが入り混じっている。軽く歯を立てれば、彼女は敏感に反応して快感に震えた。
口付けを首から胸元、滑らかな腹の曲線、そしてズボンとショーツを取り払った太腿へと降り注ぐ。張りのある太腿の内側を唇で楽しんだ憲和は、ついに眞弓の足を大きく開かせ、秘所を露わにさせた。
整えられた茂みの陰にある割れ目は、愛撫の予感に震えている。陰核は興奮によってぷっくりと勃起し、ひくついて物欲しげに口を開いている膣口からは透明な愛液が零れていた。
舌先で愛液を掬い、陰核を転がしてやる。
「ああっ!」
先程、憲和にされたように今度は眞弓が彼の頭を掴む。
憲和は微かな抵抗がある手を無視し、今度は陰核を吸い上げる。それこそフェラチオのように陰核を唇と吸引し、舌先で敏感な先端を虐めてやった。
「ひぃぃっ。あ、ああ、それ、いい、気持ちいい」
美しい女性を乱れさせている。
その事実が憲和を昂らせた。
獣欲に抗わず、彼は眞弓の下半身から顔を離す。そして、我慢のきかない自分の肉棒で膣肉を味わうべく挿入を開始する。
肉と肉が擦れ合う。たったそれだけのことが、どうしてここまでの法悦を人間に与えられるのか。疑問に感じたのは一瞬にも満たない時間。憲和の思考は瞬時に肉悦一色に染め上げられてしまう。
ゆっくりと奥へと突き進むうちに膣肉の中でも少しばかり感触の違う壁にぶつかった。そこが男に触れ得る女体の最も深い位置であると分かったのは、眞弓の反応があったからである。
「……っ!」
声も出せず彼女は背を仰け反らせる。形の良い乳房がスクラブとブラジャーの間で挟まれて歪に揺れた。
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