心変わり声変わり (Page 3)

 そのまま、ラブホテルに移動した。
 シャワーを浴びながらも、鈴はなし崩し的にこんな事になったのを現実だと
「本当にいいんですか」
「いいの。そういう気分なの」
 本気か浮気か、自分でもよく分からなかった。ただ、これだけ求められているのが嬉しくて応えたいと思った。

「どんな事を言っても失望しない?」
「はい。鈴さんの声になら、何を言われてもいいです」
 的場がボイスレコーダーの録音ボタンを押した。

「私におまんこして、的場さん」
 的場がひゅっと息を飲んだ。ぐぐっとバスローブの股間部分が盛り上がる。
 一言で男を刺激したのが誇らしくて、鈴は微笑んだ。的場が近づいてきて、鈴のバスローブを一気にはぎ取った。
「興奮しているのね。あなたのおチンポ、もうガチガチじゃないの」
「はい、興奮してます。もっと、もっと言って下さい」
 的場は鈴の裸を見ながらも、一番見ているのは唇だった。動いて声を発するのを待っている。

「夫以外に見られて、私も興奮しているの。ほら、乳首が勃っているの、見えるでしょう」
 鈴は自分の乳房を下から持ち上げた。
「触りたい?」
「声を聞きたいです」
「そう。じゃあ聞いて」
 鈴はベッドに腰かけて足を広げた。触るか触らないかくらいのタッチで秘部を撫でていく。

「私、自分でいじっているの。すごく気持ちいい……奥からあふれてきちゃった」
 水音が混じってきて、鈴は指を入れた。
「すごい、ぬるぬる……中のつぶつぶを撫でるとね、もっとあふれてきちゃうの」
 だんだん背中が反って、指の動きが速くなる。
「あん、駄目イッちゃうんんっああん」
 絶頂し、そのままヒクヒク震える。トロンとした目で見ると、的場も射精したようで床に白濁液が飛び散っていた。

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