騒音の代償 (Page 4) そして、翌日。 俺は音で目を覚ました。 俺の部屋に泊まった茂も起きてニヤニヤ笑う。 「確かにひでえな」 上階からかかと歩きが響いてくる。だが、すぐにやんだ。 「ますみちゃんが注意してくれたのかなあ」 「注意だけですめばいいけどな」 俺は二度寝しようと目を閉じた。 茂は精液便所を、俺は静寂を手に入れた。 いい休日になりそうだった。 (了) この作品が良かったら「いいね!」しよう 7 →いいね!した作品はこちらで確認できます 1 2 3 4
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