旅先の非日常姦 (Page 3)
シオリの高揚にあてられたようになった昌也は席を立ち、会計を済ませる。割り勘にしてもよかったが、早く店を出て彼女と二人になりたいという感情が勝っていた。
駅前をさらに離れ、二人はまたしてもスマホの地図を頼りに宿への道を歩き出す。
視界からは次第に背の高い建物が減り、人の気配が薄れていく。駅を中心とした町から離れるほどに人の営みは田畑だけになっていた。
国道にある細い歩道を地域住民が歩いている様子はない。その代わり自動車と何度も擦れ違う。それらも新道へ流れていき、隣町へと向かっていた。
ついに二人は国道の分岐へと差し掛かり、旧道へと足を向ける。旧道は青々と新緑が茂る山へと続いており、かつて峠道だったことが偲ばれる風情が道に脇で雑草に半ば埋もれている道祖神から窺い知れた。
「お地蔵様?」
シオリが昌也と同じく道祖神を見て呟いた。
「きっと道祖神ですよ。昔の町の境界線とか、峠道とかにいる神様です。あとは……、夫婦和合とか」
「ふうふわごう?」
「ほら、よく見ると男の神様と女の神様が抱き合ってる」
「夫婦円満と違うの?」
「夫婦和合はセックスも含めて夫婦仲が良いって意味らしいですよ」
そっとシオリの耳元で昌也が囁く。
「じゃあ、そのためにもマサさんに色々と教えてもらわないと」
シオリの言葉に誘われ、昌也はジーンズに包まれた彼女の尻肉へと手を伸ばす。
引き締まった足同様に、彼女の尻もきゅっと上がっている。しかし、固いジーンズの布地の感触の奥には形良く持ち上がっている尻肉の弾力が確かに存在していた。
人のいない道とは、白昼堂々と人妻の尻を揉んでいるシュチエーションに、昌也は自分の股間が一気に膨張するのを感じる。とはいえ、流石にこんな場所でおっぱじめる気にはなれない。
「宿へ行きましょう」
彼女の尻を揉みながら昌也は促す。
こんな贅沢があるだろうか、と昌也は内心で苦笑してしまう。人妻の尻を揉みながら旅行を楽しむなんて。
自分の幸運に感謝していた昌也は峠道の入り口でバス停を見つけた。幸いなことに少し待てばバスが来るらしく、しかもそのバスは今夜の宿がある集落へ向かう。
二人はトタンと木材で作られたボロボロのバス停の屋根の下へと入り込む。屋根の下は日陰になっていて、小さなベンチに並んで座るには十分な空間だった。
荷物を足元に置き、早速昌也はシオリの体へと手を伸ばす。
「こんな所で?」
困惑した声をシオリが出すが、抵抗はない。それに気をよくした昌也はシャツの上から乳房を持ち上げる。大きな乳房は相応に重たい。その重量を両手で楽しんでいると、さらに股間が膨張する。
「シオリさん。手で、したことはありますか?」
「少しだけ」
「じゃあ、ちょっとだけお願いします」
傷ひとつないシオリの手を掴み、自分の股間をズボンの布地越しに握らせた。
「先っぽをゆっくりと撫でるんです。裏側から、そう。そんな感じ」
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