恋の闇路
小暮は毎晩、大槻育子という人妻を強姦する夢を見ていた。雨の降る中、欲望のままに犯している。そんな夢を見続けているうちに、欲望は治まるどころか膨らんでいくばかりだった。そして、今夜も……。
六月某日 雨
正午を過ぎたばかりだというのに、薄墨を流したように薄暗い。
小暮が外に出ると、ぼたぼたと大粒の雨が傘に叩きつけてきた。住宅街を歩く。誰もいない。
いや、いた。最近、近所に引っ越してきた大槻育子という人妻だ。
鮮やかな青い傘をさして、こちらに向かって歩いてくる。白に淡い青や紫のあじさいがプリントされたワンピースを着ている。小暮に気づいたらしく、傘を持ち上げた。
傘の色が顔を青白く見せている。これから何をされるのか分かっていて青ざめているようだった。
垂れ目がちの目を細めて笑うと、こちらまで笑顔になるような愛敬のある顔だったが、今は強張っていた。
育子の口が動く。何か言ったようだったが、雨の音で聞こえなかった。
小暮は傘を捨てて早足で近づき、肩を掴んだ。育子が逃れようと後ずさろうとする。怒りが沸騰して頬を張ると、育子がへたり込んだ。
湿気で広がっていた肩までの髪が濡れてボリュームをなくす。ワンピースをめくると、前面がレース地になっている白い下着が現れた。陰毛がうっすら透けて見えている。
下着をずらして指を押し込む。
熱く、ぬるぬるしている。
ここに入れたらどれほど気持ちいいだろう。
慣らしなどしない。小暮は指を抜いて自身を女の中に突き込んだ。腰がとろけそうなくらい熱く締めつけてくる。何度か抜き差しするうちに潤んできて小暮を包み込んできた。
育子の顔が雨と涙で濡れている。
興奮と暗い喜びで、小暮は仰け反って笑いながら腰を振り続けた。
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