電車凌辱快楽責め
高梨(たかなし)は標的である女へ近づく。目的は標的を痴漢することではなく、本格的な快楽責め凌辱を行うため。電車内で行われる凌辱の羞恥と悦楽に次第に標的の理性は崩れ、電車内での挿入まで許して快楽の谷を転げ落ちていく……。
高梨(たかなし)は標的が列に並んだことを確認し、自分も同じ列の最後尾へと加わった。
数分待つだけで通勤時間帯の電車がやってくる。車両のドアが開くと乗客が吐き出され、次いで並んでいた人々が飲み込まれていく。
最後尾にいた高梨が乗り込んだところで電車のドアが再び閉ざされる。腹の中に人間を詰め込んだ電車がのったりと走り出す。
満員電車の中で殆ど身動きも取れず、一駅、二駅と通過していった。その度に乗客が入れ替わり、高梨の車内での立ち位置も変化する。じわじわと我慢強く標的に近づき、高梨はついに標的の真後ろに立つ。
標的と高梨がいるのは車内の端。彼が他の乗客から標的を隠すような格好になっていた。
まずはポケットからスマホを取り出し、何気ない素振りで高梨は標的の視界に入る位置に差し出す。
「っ!」
スマホへ映し出されたのは、一人の女が自慰に耽っている様子を撮影したものである。モザイクなどの修正は一切なく、女の白い指が股座に埋没しているところまではっきりと見えた。
高梨の指がスワイプする。写真が移り変わり、女が喉を逸らして絶頂している場面を赤裸々に曝け出す。
『声を出すこと。身動きすることを禁ずる』
卑猥な写真がスマホの画面から消え去り、メモ機能を使った警告を高梨は標的に行う。
『破れば画像と動画を拡散する』
スマホを標的の視界から引っ込め、今度はその耳へ高梨はワイヤレスイヤホンを差し込む。しっかりと嵌ったことを確認すると、再びスマホを操作して音声ファイルを再生。
「ひぃん、あぁあ、きもちぃぃ、お×んこぉ、ぐちゃぐちゃにしてぇっ」
理性の一片も感じられない女の嬌声がイヤホンを通して標的の鼓膜を震わせる。
画像、動画共に被写体は高梨の前にいる標的だ。つまり標的は自分が獣欲に溺れている様を余人のいる電車内で確認させられている。
高梨は標的の豊満な体へと手を伸ばした。
スカートの上から尻肉を揉みしだき、シャツと上着、そしてブラジャーに包まれた乳房を持ち上げる。掌に乳房の重みを感じ、高梨は口の端を微かに持ち上げた。
警告の甲斐あって、標的は抵抗をしない。
不意に電車が大きく揺れる。高梨はその揺れに乗じて標的へと体を密着させた。女の柔肉の感触に、高梨の股間が大きく盛り上がる。ゆっくりと標的の腰を揺すり、股間を刺激した。
もどかしい性感に事を性急に進めたくなるが、高梨はぐっと我慢する。腕の中にある柔らかな存在をもっと愉しまなくてはもったいない。
高梨が標的の体を楽しんでいると車内へ放送が流れる。どこかの駅で緊急停止ボタンが押されたらしい。安全が確認されるまでは電車が動かないということだ。
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