花をまとう女 (Page 3)
「石戸さんは初めてですから、優遇しますよ」
山城に縄を渡されて、どうしていいか分からずに貴文は山城と縄を交互に見た。
「つい先程まで花器の股間に食い込んでいた縄です。私が花を生けている間、お好きにどうぞ」
そう言って、山城は百合の肌と縄の間に花を差し込み始めた。
「まずは、香りを楽しむといい」
男の1人が言った。
言われるまま、縄に鼻を近づけて嗅ぐ。
淫らな甘い匂いがした。縄をくわえると、ざらざらした感触と百合の愛液の味が舌に伝わってきた。
こんな硬いものが百合の敏感な部分に食い込んでいたのかと思うと頭がくらくらした。夢中で吸っていると、山城が百合から離れた。
急に恥ずかしくなって、口から縄を離して周りを見回す。男たちは新人を見守るような温かな眼差しで貴文を見ていた。再び男たちが立ち上がり、貴文も促されて立ち上がる。
「黒蝶」という品種の赤黒いダリアが白い肌によく映えている。それにカスミソウなどの小さな花がバランス良く配置されていた。
花に彩られた百合は美しかった。
貴文がぼうっと見とれていると、薄いピンクのシャクヤクを1輪渡された。男たちも同じ花を1輪ずつ持っている。
「さあ、皆様方が生ける番です」
男の1人が百合の秘部にシャクヤクを差し込んだ。
「んん……」
異物感に耐えている百合をあざ笑うかのように、わざと茎を抜き差しする。
「ああっあっあっ」
身もだえする百合の反応を見ながら、感じる所をこすっていく。
5人が同じように気のすむまで花で百合をいたぶったため、貴文の番が回ってくる頃にはかなりの時間がかかっていた。
サイドでまとめていた髪は外れ、黒髪が布団の上に広がっている。
貴文も花を差し込んだ。
「はうっ……」
柔らかな肉に硬い茎が入っていく感触が指に伝わってくる。
早く百合を楽にしてあげたいという気持ちより、自分もいたぶってみたいという思いが込み上げて茎を動かした。
「はうう、ああ」
茎を動かすたびに女体がくねる。
グッと深く挿すと、百合が硬直した後、ぐったりと体の力を抜いた。
百合が呼吸するたびにシャクヤクが揺れる。その様子をじっくり眺めた後、山城が貴文を百合の側に座らせた。
「もう限界でしょう。シャクヤクを抜いて、あなた自身を差し込んであげなさい」
言われて、たまらずにシャクヤクの束をつかんで一気に引き抜いた。
「あああっ!」
百合が仰け反って震える。
貴文はズボンを下ろし、百合の秘部に肉棒を突き立てた。ぬるぬると潤っている内部は貴文をぎゅっと包み込み、奥へと飲み込もうとする。
「はひっ、ひうっひうっ」
激しい抜き差しに百合の体が揺れる。
「くうっ……あああ!」
中出しし、貴文は自身を抜いた。
へたり込むように座ると、男たちが順に百合を犯し始めた。
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