ロールプレイ (Page 4)

　射精前と変わらない硬さになった男根をスカートの中へと竹野は侵入させた。ショーツを脱がす時間すら惜しく、ずらしただけで女陰に自らの怒張を沿わせる。愛撫を受けることもなく、すでにたっぷりと蜜を滴らせているそこへ、竹野は自らの雄をねじ込む。
　
「あああぁぁぁっ」
　びくっと背を反らして蓮見が声を高くする。
　男を咥え込んだ膣肉はうねうねと動いて迎え入れた男根を揉みしだく。そのうねりは侵入を拒むものではない。むしろ奥へと導き、より深く快感を得ようとするものだった。
　
「ごめん。痛かった？」
「ううん、大丈夫。いいよぉ、動いて」

　その言葉に従い、まだ三分の一ほどしか侵入を果たしていない男根をさらに前進させる。　肉棒を全て埋没させ、そこからゆっくりと引き抜く。肉襞を雁首でこそぐような感触に竹野の腰がびりびりと痺れた。
　
　快感を得ているのは蓮見も同じようで尻をぷるぷると震わせている。それを見て竹野は腰を掴んでいた手を前へと回す。そして、蓮見のショーツの中に入れる。繁みの感触を少しだけ楽しみ、さらに降下させて陰唇の割れ目を目指す。
　
　クリトリスを指の腹で転がすと、面白いように膣が収縮し蓮見が感じていることが分かった。さらに愛液も増えて白く泡立っている。
　
「ああ、あっ、いい、気持ちいいよ」
　きゅうきゅうと肉棒を甘く締め付けられ、再びの射精欲がむくむくと竹野の中で育っている。今すぐにでも射精したいという欲望が思考を占めていく。
　
　クリトリスを弄んでいた手を使って再び腰をがっちりと捕まえると、彼はラストスパートを開始する。腰を思い切りグラインドさせ、ピストン運動を最速にした。
　
　肉がぶつかり合う音が小屋の中に充満し、淫臭がさらに濃くなる。竹野と蓮見の脳内は色欲に染まり切って、それ以外のことを考える余裕が消え去っていった。
　
「うっ、く、出る」
「いいよ、イって、イっていいよっ。いっぱい出して」
　歯を食いしばって竹野が射精を控えて膨張した肉槍を蓮見の最奥にぶち込む。
　
「あ」
　小さな声を上げて蓮見が達する。
　体が彼女の意思を離れて震え、大量の愛液を地面に撒き散らす。さらに膣が雄の射精を身構え、奥へ奥へと律動した。射精された精子を一滴たりとも逃がさないつもりだ。
　
　だが、ぎりぎりの所で理性を残していた竹野は、吸い付いて離そうとしない膣から歯を食いしばって男根を抜き出す。男女の精液でぬめぬめした光沢を放つそれを彼は、蓮見の尻に先端を押し付けた。
　柔らかな尻肉に男根が沈む感触で、彼は二度目の射精をする。若く濃度と粘度がある精液が彼女の尻を汚し、下着にいやらしい染みを作った。