出会い頭にすれ違い、交差しているのにぶつかる (Page 6)

(うう…桧野上さんが近い…。)

 恥ずかしさと嬉しさの狭間…照れ隠しのように集まる子供たちの相手をする。
 
 今の私の体勢は、お尻を桧野上さんに押し付けて、バックで責められている体勢になってる。
 
 キグルミの破れた部分から桧野上さんの身体の感覚が伝わる。
 
 距離を取ろうと腰をずらすと、桧野上さんが私の肩を掴んで無理矢理元の体勢に戻す。
 
(ひぁっ!)

 腰を動かす度に身体を逃げられないように押さえつけられ、下着の上から擦られる私のオマンコはグチョグチョになってしまう。
 
(あ…あんっ…んんっ…はぁ…はぁ。)

 桧野上さん大胆…こんな人が大勢いる場所で、バレないようにエッチをしちゃうなんて。身体の火照りが抑えきれなくなっちゃうじゃん!
 
 その感情は私だけでなく、桧野上さんも同じみたいで、服の上からでもわかるくらいに硬くなったオチンポが私のオマンコに当たる。
 
 私が腰を動かすと、オマンコの入り口を探すようにオチンポがグリグリと押し付けられる。
 
「…我慢し・・・さい。」

 ええっ!?よく聞こえなかったけど…我慢しろって言ったわよね…。
 
 先程から押し付けられるオマンコへの刺激。
 
 (い…イクのを我慢しろって!?無理だって!!ああん!オチンポ…もっと…欲しい…。)
 
 私は右手をキグルミの中に入れ、下着を少しずらす…。
 
 クチュっとオマンコから粘り気のある水音がする。
 
 人差し指と薬指で広げた割れ目を、硬くなったオチンポに当てながら、勃起した自分のクリトリスを中指で擦る。
 
(あんん!んあっ!ふぅ・・・んんんっっ!)

 割れ目に当たるオチンポの刺激とクリトリスの刺激に早くも絶頂を迎えそう…それでも私は口を閉じて言われたとおりに限界まで我慢する。

 激しくなる指と腰の動きに私は我を忘れて没頭する。
 
 ぐちゅぐちゅ・・・にゅちゅ・・・にゅちゅ。
 
「んんんんんんんっっっ!!!!」

 口をシッカリと押え、声を押し殺し、足を閉じた体勢で腰を引く付かせながら、私はイッた。
 
 立ちバックの体勢だったから、おもらしをしたように足の内ももに、イッた証の愛液が滴り落ちる。
 
 桧野上さんの服も濡らしてしまったかもしれない。絶頂の後の脱力感とキグルミの中の暑さで私の意識が遠のく―――。

(―――やっと・・・終わったか。)

 ショーが終わり、観客たちも思い思いの方向に散らばっていく。
 
 控え室に行こうとダックンを促そうとすると、ダックンが重たいことに気づく。
 
(まずい!!)

 私は無我夢中でダックンを担ぎ上げると、そのままの勢いで裏手の控え室まで突っ走った!
 
(意識が飛んで気絶しているのかもしれない!一刻も早く脱がせて体を冷やさないと!)

 控え室の床に衣装をくるんであった布を敷き、その上にダックンを寝かせる。
 
 ダックンの頭の中に首から手を突っ込んで支えの顎紐を外す。
 
 そのまま両手で頭を引っこ抜くとダックンの中から伊藤さんが出てきた。
 
「えええ!?伊藤さん!!??」

 なんで、彼女がキグルミの中に?私の頭は尚更混乱していく。

 汗で湿った髪が肌に張り付き上気した彼女の頬が赤く染まっている。
 
「とにかく!応急処置を・・・。」

 濡れたタオルとバケツを用意して、衣装の背中のチャックを下げる。
 
 汗だくになって肌に張り付いたシャツに、彼女の赤いブラが透けてしまっているが、できるだけ見ないようにして、上半身の衣装を脱がす。
 
 娘とさほど年齢の変わらない他所のお嬢さんの身体を見るのは気が引けるが、今は非常事態だ。
 
 彼女の両手を持ち上げ、シャツを脱がす為に捲り上げる。
 
「ん・・・んん・・?」

 シャツが丁度、娘より2サイズくらい大きそうな胸を乗り越えた瞬間に伊藤さんの意識が戻った。
 
「?桧野上さん??・・・へ?あ・・・きゃあああ!!」

 目覚めたと同時に私はダックンの頭で下あごから天井に向かって強烈なアッパーを食らう。
 
「うぐああああ!!」

 脳が揺れ、目の前が揺れ、一瞬にして私の意識は遠くの世界へ旅立った―――。

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