電車凌辱快楽責め (Page 2)
落ち着いた手付きで高梨は標的の服の下へと侵入する。
布一枚隔てただけで外界とはまるで違う。女の体温や緊張、そしてその奥に秘められた淫欲を掌に感じることができる。
程よく脂肪の乗った脇腹をなぞり、高梨はもう一方の手で器用にブラジャーのホックを外してしまう。乳房が重たげに揺れて解き放たれる。双丘を僅かな形を変え、それでいて痛みを与えない絶妙な力加減で揉みしだく。
自らの手で慰めるしかなかった、まだまだ張りのある両の乳房、そして先端で硬度を増す乳首を虐める。
電車内という環境でありながら、標的は慰めきれず蓄積していた性欲が露わになっていくのを堪え切れない。女の体に時間をかけて沈殿していった淫猥な欲望は、高梨の手によって拡販され、意識の表面へと浮き上がっていった。
まず、それは体温の上昇、発汗として表出する。そして、荒い息遣いとなって女の赤い唇を割っていた。
服の下から手を引き抜き、高梨が唇をなぞれば標的は啄み、舌を指先に絡める。
「ちゅぷっ、あむぅ」
熱心に指を舐っていた標的の口から指を引き、高梨は唾液で濡れそぼったそれを旗印に女の本丸へと攻め込む。スカートを大胆にたくし上げ、ストッキングを力任せに裂いた。
暴力的な気配に標的が怯み、身を固くする。しかし、その媚肉は唾液塗れの指を前戯もなしに容易く呑む。
「あぅっ」
咄嗟に自分の口を押え、標的は喘ぎ声を押さえた。ぶるぶると背筋を快感に震わせ、顎をつんと上げる。指を浅く挿入されただけで軽く達してしまったのだ。
指が体内で折り曲げられ、膣内でも比較的浅い部分をほじくる。同時に掌の部分で女陰全体をマッサージするように愛撫され、体が中と外で快感が下腹から全身へと波のように伝わっていった。
再び絶頂の予感が標的の背骨を這い上がる。悪寒にも似た感触が骨を軋ませ、肉を震わせた。脳髄の奥底まで痺れさせる甘美な毒がぱちんと弾ける。
どろりとした白濁液が高梨の指を伝い、床へ堕ちた。
視界の中を火花が忙しなく散り、背後にいる男の体温を嫌が応にも標的は意識してしまう。いつの間にか頭の中から自分が脅されていたという事実が薄れ、奔放な性欲が色を濃くしていた。
高梨は標的の膣内からゆっくりと指を引き抜く。引き留めるように膣肉が絡むが、振り切って外気に指先を晒した。それから彼は標的のスカートの後ろを持ち上げる。汗ばんだ尻肉が彼を出迎えた。
ストッキングの裂け目をさらに大きくし、高梨はショーツを尻の谷間に食い込ませた。
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