電車凌辱快楽責め (Page 3)

 ちらりと高梨は車内に視線を向ける。だが、誰も高梨と標的に興味を向けている様子はない。誰もがスマホを眺め、電車が動き出すのを待っていた。
 
 高梨はズボンから勃起した性器を取り出し、標的の尻へ擦り付ける。汗が潤滑油代わりとなって、滑りが良い。男根の先端で押されてぐにぐにと形を変える尻肉をしばし弄び、高梨は肉棒を標的の足の間へ割り込ませた。
 
 愛液を吸って濡れた下着の内側にまで潜り込み、先端を突き出す。すると標的に男性器が生えているかのようにスカートの前側が張り出した。その部分を標的に握らせ、ゆっくりと扱かせる。
 柔らかな布地と標的の絶妙な力加減で、溢れ出した先走り汁がスカートの内側を汚していく。さらに標的は肉棒を挟み込んだ内腿を擦り合わせ、高梨を射精させようとする。

 このまま射精しようか、と高梨が迷い始めた頃、車内に放送が流れた。
 安全の確認ができた。間もなく発車するという内容だ。
 僅かな待機時間があり、電車が再び走り出す。

 高梨は電車が動き出す振動に合わせて腰を引き、焦らされて熱を持った膣へと肉杭を挿入した。標的の膣肉はすっかり潤んでおり、抵抗もなく奥へと高梨を受け入れる。そして、最奥にてボルチオの歓待を受けた。
 
 男の侵入に歓喜し、下がってきた子宮が貪るように男根へ口付けるのだ。子宮に先端を吸われる快感と、膣洞の強烈な締め付けは女体でしか味わえない。

 高梨はがむしゃらに腰を打ち付けたい衝動を抑え込む。
 代わりに電車の振動とリズムを合わせ、円を描くような腰付きで膣全体を肉棒でマッサージするように標的の性感を高めていった。さらに手でクリトリスや乳首などの性感帯を刺激することも忘れない。
「んっ、ふうぅ……。ん、うっ、はぁ、あぁん」
 必死に口を両手で塞ぎ、一欠けら残った理性で標的は甘い声を堪えている。だが、すでに目は虚ろで焦点が定まっていない。理性が決壊してしまうのも時間も問題だろう。

 高梨はゆっとりとした腰つきのまま、じわりじわりと標的を絶頂の頂へと追い詰めていった。
「おっ、おおぉっ、お、ひぃ」
 堪え切れなくなった快感が食いしばった歯の隙間から宙へ放たれる。唇の端からは涎が一筋垂れていく。
「……ひい、ひいいぃぃ、おぉっ」
 びぐん、と標的の体が大きく跳ねた。

 全身をわなわなさせ、クリトリスを摘まみ潰された衝撃と膣奥で射精された感覚に標的は長く尾を引く絶頂の余韻に浸る。視界には流星のように光が舞う。理性だけでなく、意識そのものを半ば手放し、標的は淫悦の谷を転げ落ちていった。

 高梨は周囲の人間に気付かれないように男根を引き抜き、身なりを整える。
 そして、電車が駅に到着すると標的を連れて降りた。
 駅のホームでは数人の男性が高梨を待っている。

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