早帰りのサラリーマンは電気青姦の夢を見るんですか?
夜、会社から帰宅途中の俺は、途中にある公園の入り口で見知らぬ美女から唐突に頼まれごとをされる。「この公園を一緒に歩いていただけませんか?」―――5000字程度の、若いOL風エロ美人と夜の公園でぶっちゃける甘口青姦ストーリーです。まったりとお楽しみください。
その日は、珍しく仕事を早く切り上げることができた。
なんと、午後十時過ぎに部屋の最寄り駅に着いてしまったのだ!
車道のクルマのライトや街路灯で、歩道も夕方並みの明るさ。
俺は駅から出た集団の最後尾を少し戸惑いながら歩いてる。
こんな早い時間に帰れるなんて何年ぶりだろう?
……思い出せん。
いや、『帰宅』という概念すら怪しくなっている。
そもそもそれって、どういう意味があったんだっけ?
「あのぅ……」
などと、一人暮らしの独身男性にとって永遠の命題を自問していると。
道の左側が、建物から黒々とした林に変わっていた。
ここは森林公園。中を通れば、部屋がある住宅街には近道なのだが。
「あのー」
普通は通らない。前を行く人たちも誰一人として通ろうとしてない。
何故なら、夜の公園ならどこにでもあるような状況が、この公園にも……
「あのっ!」
と考えたところで、斜め後ろから呼びかけられているのに気づいた。
少し怖くなって素早く振り向く。
公園の入り口辺りには、誰もいなかったはずなのだ。
「なんですか?」
しかしそこには人が立っていた。
女性だ。20代前半か? 夜目にも鮮やかな色彩の服を纏っている。
ツヤツヤなストレートの長い黒髪。
「え、えっと」
小顔のせいなのか、かなり背が高く見える。
服は、体にピッタリの白色ベースで赤や青の差し色付きワンピース。
スカート裾は膝上10センチくらいか。
ワンピースの上には、ケープ? とか、ボレロ? とかいう小さな上着。
そんな、自動車のショー会場にいるコンパニオンみたいな女性が。
「こ、この公園を、一緒に歩いて頂けませんか?」
と、お願いをしてきた。
よく見ると、切れ長の目に長い睫毛、通った鼻筋の和風美人。
小さな上着を押し開いてる、ボリューム満点の胸。
くびれた腰と、それなりに幅のある臀部。
ボンキュボーンってな擬音がはまりそうなナイスボディだ。
そんなエロきれいな女が誘ってきてるんだから、普通は……
「お断りします」
と言うわな。当然だ。
「ええっ!?」
呆気に取られた顔になる女性。
まさかカンタンにカモをゲットできるとでも思ってたんだろうか?
まあ、その容姿ならそれも無理ないかもだが。
「他をあたってくれ」
回れ右して立ち去ろうとする。
しかし、後ろから左腕をつかまれた。
「ま、待ってください」
「いや、ちょっと」
冷たいようだが、その手を振りほどいた。
しかし、その女性はひるまずに。
「私にどこかマズいところがあるのでしょうか?」
と訊いてきた。
その真剣さに押されつつ、面倒なのでぶっちゃけることにする。
「まずいっていうか、ついてったら怖いお兄さんが出てくるんじゃないの?」
「えっ……?」
「こんな夜中にそんな派手な格好で男を誘うって、そういう事だろ」
「よ、よく分かりませんが違います、私はただ少しお付き合いしてほしくて」
真面目な顔で圧されてしまう。
ううむ、どうやら美人局的なものではなさそうだ。
それならまあ付き合っても良いかな。
部屋に帰ってもする事ないし、手持ちも無いわけではないし。
「うん分かった。じゃあ行こうか」
そう言って、もうかなり引き離された帰宅集団の後をついて行こうとする。
あっちは繁華街で、ホテルも数軒あるのだ。
だが、再び後ろから左腕を引かれて。
「あ、あの、こっちへ……」
と、恥ずかしそうな顔で公園の入り口を示された。
「やっぱり怖いお兄さんが」
「ですから、私ひとりですって……」
と言って、俺をグイグイ引っ張っていく。
まあいいか。
もし変な奴らが出て来たら逃げればいいんだし。
それに、ホテルを使わずに安くあげてくれる、良心的な女かもしれんしな。
「ゴメンゴメン、じゃあ公園に行こうか」
「あ、はいっ」
と、とたんにゴキゲンになった女性と公園の中に入って行ったのだが。
………………
utvmcucpan
Muchas gracias. ?Como puedo iniciar sesion?
tmvhvqiktp さん 2024年10月28日