ドライオーガズム、男だけが知る快楽の極み

年をとると、突然悟ることがあります。

ある日、「自分の人生は長くてあと20年、男の楽しみは10年で終わりだ」と気づきました。

セックスの快楽は、神様が人類に与えた最高の贈り物といいます。そうならば、残りの10年で可能な限りの快楽を味わい尽くしたいと思ったのです。

まだ知らないのは、前立腺感覚と獣姦でした。さすが後者に手を出す勇気はありません。

インターネットで前立腺マッサージの記事を探すと、体験談を読むことができます。

どの記事も共通しているのは、通常の性交では男性の絶頂感は射精でピークに達し、その後急速に冷めていく。しかし、前立腺感覚の快感はピークがいつまでも連続するというのです。

セックスで女性は何度も快感の波に襲われ、すすり泣きが続いたかと思うと耐えきれずによがり声をあげ、再び快楽の高原に身をゆだね、我慢できずに嬌声をあげたりします。女体に乗っていると怖くなるほどです。あの感覚を男も味わえるというのです。

ウェブ動画がありました。

女性が男のアナルに指を挿入し、前立腺をマッサージします。

男の逸物はたちまち屹立し生き物のように上下左右に首を振ります。

そのまま指のマッサージを続けると、男は上半身をよじり、何度も押し寄せる快感を貪っているようでした。

画像を見ているだけで私はピンピン硬くなり、「なんとか自分も体験したい。」との思いが強くなりました。

まず自分の指が入らぬものかと試しましたが、全く不可能です。

つぎに人差し指ほどの太さのマジックペンを探しました。周りを発砲スチロールで巻きコンドームをかぶせて、アナル挿入に挑戦しました。

でも、粘膜を傷つけるのが怖く、力を入れて押し込むことができません。

自己流ではうまくいかないようです。

いろいろ調べると、「エネマグラ」という前立腺マッサージの専用器具があることが分りました。

エネマグラにもいくつか種類があり、初心者用、上級者用、男女共用などがあります。

私は初心者用の「エネマグラＥＸ」を購入しました。アナルへの挿入を滑らかにするためローションも同時に購入しました。

エネマグラは通販で容易に入手できますが、自宅に届くと家族に知られます。そんな時、ちょうど３日間の出張の機会がありましたので、宿泊先のホテルに届くようにしました。

首尾よく出張先ホテルでエネマグラを受取り、さっそく試しました。

まだ外は明るい時間帯でしたが、仕事は後回しです。