ドライオーガズム、男だけが知る快楽の極み (Page 2)
事前に調べたところ、エネマグラで誰でも直ぐ前立腺感覚を味わえるわけではないようです。
前立腺を刺激し絶頂感に達することをドライオーガズムと呼びます。ムードを高めて、あたかも自分が女性になって挿入される姿を想像する必要があるようです。
期待感を高めるには、禁欲し精子をため込むほうがよいので1週間は女性に触れませんでした。
部屋のカーテンを閉めて暗くし、ドアに「入らないでください」の札を下げました。
身体はなにも纏いませんので、部屋の温度を高く保ちます。
ベッドサイドテーブルに、エネマグラ、ローション、テイッシュペーパーを準備しました。
ベッドを汚さないようにバスタオルを2枚敷き詰め、裸で横向きに横たわりました。
まずローションをアナルの周囲に十分に塗り、アナルの中にもローションを流し込みました。ローションはイチジク浣腸型のものが使いやすいです。
エネマグラの表面もたっぷりローションを塗りたくりました。
準備が整ったらいよいよエネマグラを肛門から挿入しますが、最初はうまく行きません。
肛門の括約筋が締めつける力は強く、リラックスしてもなかなか入りません。
挿入角度を変えていろいろ試して、ようやくここというポイントが見つかりました。
思い切って力を入れてエネマグラを押し込みました。先端三分の一ほど入ると、あとは肛門が自ら飲み込んでいきます。
その後何度もエネマグラを使用しましたが、肛門にあてがう角度のアジャストが重要です。角度が合えば、自然に吸い込まれます。
エネマグラは付け根まで入りましたが、前立腺にうまく当たっているか感触がありません。
手で動かして刺激を与えると、ドライオーガズムは来ないといいます。
腹筋と肛門筋をゆっくり動かして、エネマグラを前立腺に当てたり離したりする運動が大切です。
長いケースでは1時間ほどじっと辛抱して、やっと絶頂感がやって来ることがあるようです。
逸物は怒張し天を向いていましたが、いつまで待っても前立腺からの快感はありません。
とうとう我慢できず自分の指でオナニーしました。
それはそれで甘美な経験でしたが、最初のエネマグラ経験は失敗に終わったのです。
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