義父と私の罪 (Page 4)

「あぁいく、いく…っ、ぅぅんっ、だめ、あぁぁぁぁっ」

ポルチオをペニスに擦り付けながら、聡子は激しく絶頂した。
膣肉はきゅうっと締まり、上半身はぶるぶると震えている。
すがるように司郎の首筋に鼻先をつけて、ふぅー、ふぅーと荒い息を吐く様子は、少し獣じみていて卑猥だ。

「あっ、あ、ああ…だめ、あ、すごい…っ」

びくびく震えながら、長い長い絶頂の余韻に浸っている聡子を、司郎はきつく抱きしめた。
そしてきゅうきゅう締め付ける膣肉を分け入るように、司郎は下から思い切りペニスを突き上げた。

「ひぁぁっ、あ、だめ、あ、あああっ」

絶頂直後の膣奥に鋭い快感が走り、聡子の背筋から頭までを貫いた。

「あああっ、あ、イッて、ああぁんっ」

ざぶざぶと湯面を波立たせながら、聡子の腰を逃げられないようにぐっと掴んで司郎は下からペニスで膣肉を擦り上げた。

「あぅ、あぁんっ、だめ、もう…あぁっ、また…またぁ…んぁぁぁぁっ」

聡子は連続で絶頂し、我を忘れたように声をあげた。

「いくぞ…っ」

「あぁお義父さん、きて…あぁ、すき、すき、あぁんっ、はぁ、んぅっ、ふ、ああああっ」

歳の差を感じさせない強烈な突き上げを経て、司郎は聡子の膣内に思い切り射精した。
最後の一滴まで絞り出して、2人は汗だくで互いの身体をきつく抱きしめ合っていた。

*****

「もうあんなこと、言わないでくださいね」

一緒に浴室を出て、ふらつく身体を互いに支え合いながら寝支度を整えた2人は、自然と司郎の寝室に一緒に入った。

「ああ…悪かった…こんな歳で格好悪いが、惨めな嫉妬心だよ」

「わかってくださったらいいんです。私には、本当にお義父さんだけなんだってこと」

大きめの司郎のベッドに並んで横たわる。
身体を重ねるようになってからも、事を終えていざ眠るとなると各々の寝室を使っていたのだが、これからはこうして共に眠ることになるのだろうと何となく2人ともが思っていた。

「…ありがとう…その…私にも、聡子さんだけだ」

言いにくそうに、しかし逸らさずはっきりそう言ってくれた司郎が愛おしく、聡子は心から満たされた気持ちで司郎の頬に口づけた。

「嬉しいです」

誰にどう思われても構わない。
人の道に悖ることかもしれない。
それでも、互いを慰め、癒し合えるこの関係を残りの人生で大事にしていきたいと2人は思って、穏やかな眠りに落ちるのだった。

(了)

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