母の日diary (Page 3)
「フンフフ~♪フフ~ン~♪」
彼女は一人、姿見の前に立ち、鼻唄混じりで自分の服を選んでいる。
腰まで伸びたウェーブの髪は栗色に染まり、窓から差す光を浴びてキラキラと輝く。
「そろそろ優佳くん帰ってくるかなー?」
去年からココを出て、一人暮らしを始めた自分の息子の帰りを今か遅しと待っている。
今日は母の日。母親への日頃の感謝を伝える日なんだけど…我が家ではちょっと違う。
私が、息子に認められて家族の一員…母親になれた特別な日。
だから私は、ありがとうの意味を込めて彼にいっぱい甘えさせてあげる事にしている。
選んだ服装は、大人の女性を意識した派手過ぎないスタイルのロングスカート!清潔感と癒しに溢れた見た目だ。髪も一つ結びにして毛先を整える。
これは、優佳くんの想像している理想のお母さん像で、彼の部屋に隠してあったエッチなグッズに登場するお母さんをモデルにしてみましたw。
「あー、思い出すなぁ。最初の母の日の事…。」
初めて出会ったときは、私のことを避けているような感じだった優佳くん。
お父さんと一緒に仕事をしていたAV女優だから、嫌われているのかなと思ったけど…。
優大さんに理由を聞いてみたら、どうやら初エッチの時に女の子に振られてしまったみたい。
お父さんが、有名な人だから優佳くんもすっごいエッチなテクニックを期待されたのに、童貞ってだけで拒まれたんだって。
ショックで女性と話せなくなった彼を立ち直らせるのも母親の仕事!って事で、張り切っちゃったけ…。
「じゅっ。じゅぽっ…んんぐっ。ぐぽっ!ぐぽっ!じゅるるるる!」
「ああ!翔子さん!吸われる!吸われるつつつ!AVの人ってこんなに気持ちいい事をしているんだ!!」
大きくなったお子さまちんぽを根元まで咥えて、舌先で割れ目を押さえつけながら一気に吸い上げる。
我慢できずに、浮かび上がる腰の動きに射精が近いことを感じる。
「いいのよ…。我慢ふぇずに出しちゃっても…じゅぽじゅぽ。お母さんになるんだから…んぐッ…好きなところに…ぷはぁ…出して…?」
「うああああ!!イクッッッ!!!」
ビュルルルルウウウウウウ!
真っ白なお子さま精子が、私の顔面に吐き出される。
「ああん…いっぱい出たわね。AV女優のテクニック…凄いでしょ?これからは優佳くんにいっぱい気持ちいい事…教えてあげるから。そしたら女の子に振られちゃうなんてことも無くなるわ。」
「う…うん!ありがとう!お母さん!」
―――そんなことがあってから、私も優大さんも彼にAV業界のテクニックを色々教え込んできたっけ。(童貞も私が貰っちゃったし♪)
その成果が出ているのか?今の優佳くんは街で見かけると毎回違う女の子を連れている。
今では、母の日の1年に1回だけ…優佳くんを甘えさせるだけになっている。
母親としては嬉しいような…寂しいような…?何とも言えない感情になる。
「だめだめ!今日は優佳くんにいっぱい笑顔になってもらうんだから!」
複雑な感情を押し殺し、鏡の中の自分に思いっきりの笑顔を向ける。
「んんー、女優引退はしたけど、こうやって見ると私もまだまだイケるんじゃない?」
アラフォーではあるが、頑張れば素人人妻系の作品に出れるかも…今度、優大さんに相談してみようかしら?
「ただいまー。」
そんな事を考えていると、玄関から愛しの我が子の声がする!一目散に出迎えの為に玄関へと飛び出す。
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