人には言えない放課後の秘密 (Page 3)

*****

「汗かいたから先にお風呂入る」
 家に帰った咲良は母親に言って、そそくさと着替えとタオルを用意して浴室に向かった。
ドロドロした白濁液と赤いものが内股を流れる。
「うう……」
 咲良はシャワーの水量を強くして温度を上げた。すべて流れると、スポンジにボディソープをつけて強く擦りながら洗う。が、途中でふと手を止めた。

 アソコをちゃんと洗うべきなんじゃ?

 竹下に言われた通りにするのは悔しいけれど、匂いは気になる。
 咲良はそっと手を添えてヒダを広げた。竹下にされたように、秘所の外側の谷間に指を滑らせて洗う。何度か指を往復させる内に頭がぼうっとしてきてハッとする。
 振り切るようにシャワーで流して湯船に浸かった。
 こんな事、親にも逸見先生にも言えないと咲良はドプンと湯の中に沈んだ。

*****

 翌日も放課後に呼び出された。
「ちゃんと洗ったんだな、匂いが薄くなってる」
 竹下がクンクンと咲良の股の匂いを嗅いだ。
「代わりにおしっこの匂いがするぞ」
「嘘っ……」
「まだ痛いだろうから、今日は入れないでおいてやろう」
 ホッとしたのも束の間、ベロベロ舐められて、指でGスポットを執拗に愛撫されて何度もイカされた。

 犯される日々が続くうちに、次第に咲良の体は快感を拾うようになっていった。そして、竹下に対する嫌悪感も徐々に薄れていった。

「今日は養護教諭が休みだから、保健室でしようか」
 保健室ならベッドがある。硬い床や机の上でするよりはいいと考えて、咲良は首を振った。慣れさせられてはいけない、自分は逸見先生が好きなんだからと言い聞かせる。

 保健室に入ると、誰かがベッドに寝ていた。
「逸見先生……?!」
 思わず逃げ出そうとした咲良の肩をつかみ、竹下がささやいた。
「睡眠薬入りのお茶を飲ませたんだよ。今はぐっすり眠っているから大丈夫。とはいえ、どのくらい効くか試してないから、いつ目を覚ますか分からんなあ」
「なんで……」
「好きな人に気づかれないようにするの、きっと最高に気持ちいいぞ?」
「そんな、くうんっ」
 パンツの上から揉まれて力が抜ける。

 咲良は促されるままベッドに上がった。パンツを脱がされて、逸見の顔をまたいで膝をつく。膝立ちになった所で、竹下が指を入れてきた。
「あううっ」
「おやあ? もう濡れてるな、さすが好きな人がいると反応が違うねえ、妬けるなあ」
「嫌っクチュクチュしないでっ……」

 浅瀬を掻き回され、クリトリスをかすめられると足の力が抜けて逸見の顔の上に座り込みそうになる。震えながら我慢していると、不意に指が突き入れられた。
「あっ……ああっ……?」
 いつもと違う。
 違和感に、咲良は見下ろした。
 竹下が逸見の手をつかんで、人差し指を咲良の中に入れていた。
(逸見先生の指が、中に……!)

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