人には言えない放課後の秘密 (Page 2)

「嘘……」
 竹下がスカートの中に顔を突っ込んでいる。押しつけられた鼻からもれる息が生温かい。匂いをかがれていると知って咲良はゾッとした。下着越しに指で股の付け根をツツー、ツツーとなぞってくる。
 ズルッとパンツが下ろされた。
「んっ!」
「ちゃんと洗ってないだろう。甘酸っぱいヨーグルトみたいな匂いがするぞ」
「そっそんな訳ないっ……」
「スポンジで上から擦ってるだけだろう? こうやってヒダを広げて洗うんだよ」
 竹下が肉土手を広げて谷底を指でなぞった。
「ひっ」
 竹下の指がほんのわずか沈み込む。
「分かるか? 今、俺が触っているのが処女膜だ」
「ひ……嫌……」
 このまま指を入れられて破られるのではないかと背筋が寒くなる。だが、竹下は指を離した。

「床に座って」
 咲良はへたりこむように床に座った。崩れた正座の膝をつかみ、後ろに押す。背中が床につき、恥ずかしい所が丸見えになる。
 咲良が隠そうとする前に竹下が足の間にぐっと入ってきた。スラックスを下ろして一物を取り出す。
「ひっ!」
 初めて間近で見たペニスは赤黒く、先端は皮を被っていた。根本は不潔そうな縮れた陰毛で覆われている。グロテスクで醜悪そのものに感じて、咲良は目を逸らした。
「気持ち悪いか? 村木の好きな逸見先生も同じものをつけてるんだぞ」
「……違う、逸見先生はそんな……」
「綺麗な金の棒でもついてるってか? 夢見る乙女に現実を教えてやろうな」

「ふぐうっ!」
 ズン、と男根が奥まで叩きこまれた。体が引き裂かれそうな痛みに涙がこぼれる。
「痛いか? 初めてを奪われた破瓜の痛みだ、死ぬまで忘れるなよ」
「やめて、痛い、痛いぃ……」
 遠慮のない突きに、咲良は涙をこぼしながら弱々しく竹下を叩いた。
「よしよし、やめてやろうな」
 竹下が動きを止めた。代わりにセーラー服をめくってブラジャーを押し上げる。
「あっ」
 油ぎったぶよぶよした手が胸を這う。
「成長途中のちっぱいでも、ちゃんと柔らかいな。偉い偉い」
「うああ……」
 乳首をピンピン弾かれ、無遠慮にグニグニ揉まれる。

 まだ痛くてたまらないのに、少しずつ違う感覚がわき上がってきた。痛みから逃げようとその感覚を自然と追う。だが、竹下が突きを再開した。
「やあっいたあっあうう」
「初めては痛いんだよ、気持ちいいのはこれから少しずつ教えてやろうな」
 これから、という言葉に体の芯が冷える。
「ひっいやあああっ!」
 中に出され、汚されたという思いに涙がこぼれた。

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