純情な愛人 (Page 2)

「そうだよな、由紀も一人立ちする頃か……」

「うん」

「……もうちょっとだけ援助させてくれないか?家賃を援助することで由紀と繋がれているような気がするんだ」

「そんな……私と達弘さんの関係がお金だけみたいな言い方しないでよ」

「ごめんごめん、でもとりあえず、どんな形でもいいから由紀と繋がっていたいんだ。できれば、はっきりとした形がいい。だから、今のまま家賃援助をさせてくれ」

「……わかった。達弘さんがそれでいいなら」

「ありがとう」

達弘は由紀の首元に顔をうずめた。

「えいっ!」

掛け声と共に由紀は達弘の手を握り自分の胸に押し当てた。達弘の手に柔らかい感触が伝わる。由紀は顔を赤く染め照れ臭そうにしていた。

「急にどうしたんだい?」

「達弘さんエッチしたいかなって思って」

「昨日したから大丈夫だよ。由紀は仕事で疲れてるだろ?」

「疲れてるは疲れてるけど達弘さんとしたい」

「そんなに欲求不満なのかい?」

達弘は茶化すように尋ねた。

「もー、意地悪な言い方しないで。好きな人とはっきりとした形で繋がりと思うのは私もなんだよ」

由紀は頬を膨らまして達弘を見つめる。達弘は由紀の、子供のように感情を全て顔に出した表情に頬を緩めた。

「じゃあ、今日も繋がろうかな」

達弘は由紀に押し当てられた手を動かし出した。

「んっ」

由紀から小さく甘い吐息を漏れ出た。達弘は両手を使い由紀の胸をゆっくり揉み出した。

「こっちの方はあまり成長しなかったんだね」

「いじわるな事言わないでよ……」

「ごめんごめん。おっ、由紀の体が興奮してきたね」

由紀の部屋着の胸元には興奮を示す突起が浮かび上がっていた。

「達弘さんが触ってくれるからだよ」

「じゃあ、もっと触ってあげるよ」

「待って。いれながら触って欲しい」

由紀はもぞもぞと座ったままズボンと下着を脱ぎ捨てた。達弘もその様子を見るとズボンをおろした。由紀は振り向くと無邪気な笑みを浮かべた。

「どうした?」

「達弘さんも興奮してるのが嬉しくなっちゃって」

由紀は達弘の膨らんだ男性器を愛でるように見つめた。

「可愛いこと言うな。おいで、いれてあげるから」

「うん」

由紀は頷くと手を引かれ達弘の上に跨った。

「腰を下ろしてごらん」

由紀は指示通り達弘の男性器をめがけてゆっくりと腰を下ろしていった。由紀の小さな女性器の入り口に対して太く力強い達弘の男性器に由紀は一瞬、腰の動きを止めたが再び力一杯、腰を動かしなんとかねじ込んだ。

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