純情な愛人 (Page 3)
「んっ……全部入ったね」
由紀はそう呟くと俯き、達弘の男性器が全て自分の中にしまわれている様子を確認すると嬉しそうに口元を緩めた。達弘の男性器に由紀の中の柔らかな肉感が伝わる。由紀は達弘をキスを求めるように見上げた。達弘はそれに答えるように顔を近づける。2人の唇が重なると由紀の膣内がキュッと締まり達弘の男性器を締め付けた。
「由紀が締めつけるせいでもういっちゃいそうだよ」
「もっと気持ちよくしてあげる」
由紀はそう言うと達弘の肩に手を置き腰を動かし始めた。由紀は自分の中に達弘の男性器を擦り付けるようにして動かす。
「あぁ、気持ちいいな。由紀。最高だよ」
「んっ。でしょ、私も気持ちいい。私たち1つになってるみたい」
由紀は達弘の腕の中で乱れながらそう言った。
「ダメだ。もうイキそう」
達弘がこもった声でそう呟くと由紀は腰の動きを早めた。
「イッていいよ。中に出して」
由紀がそう言うと達弘は全身の筋肉を強張らせて男性器から大量の精液を吐き出した。由紀の中が達弘の精液で満たされる。
「ごめん、由紀がイク前にイッちゃって……」
達弘は息を切らしそう言った。すると由紀は達弘の肩を借り立ち上がった。由紀の女性器から達弘が注いだ精液が溢れるように流れ出ると由紀はそれを手ですくった。
「私の中が達弘さんので一杯になっちゃった」
由紀はそう言うと手に取った精液を達弘に見せつけるようにしながら口に含み、飲み込んだ。達弘は手を伸ばして由紀の頭を撫でた。
「由紀。大好きだよ」
「私も!」
由紀は微笑みながらそう言った。
「何か欲しいものはあるかい。なんでも買ってあげるよ」
「うーん……じゃあ、達弘さんともう一回したいな。次は私もイかせて欲しい」
由紀がそう言うと達弘は由紀を抱き寄せた。
「本当に由紀と出会えてよかったよ。幸せだ」
達弘がそう言うと由紀はいつも通りの無邪気な笑みを浮かべた。
「じゃあ、達弘さんが回復するまでこのままで待ってあげるね」
由紀も力強く、達弘を抱きしめた。
(了)
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