何もしたくない日の出来事 (Page 2)
「いいんですか?」
尋ねると、千波が頷いた。
上半身を起こしてTシャツを脱いでブラジャーを外すと、千波は横になった。
健也は千波の胸を両手でつかんだ。
手からはみ出るほどの巨乳のもみ心地は最高だった。柔らかく弾力があって健也の手を包み込んでくる。
「ん……あん……」
千波が深い吐息をもらす。
健也はじっくり愛撫した。強弱をつけて胸をもむ。やがて、お互いの汗がにじんできた。
「……いつまで……」
千波の焦れたような声に、微笑んで答える。
「何もしたくない日なら、じっくり高めていくやり方がいいと思いまして。気だるいのに、快感だけゆっくり高められていくの、いいでしょう?」
「……そうですね……」
「俺の手の跡が日焼けで残るくらいしましょうか」
一瞬、迷ってから千波が答えた。
「いいですよ、残っても」
手の平と乳房の間から流れた汗が千波の脇を伝う。
手の平に触れる乳首が少しずつ硬くなってきているのを感じ、健也も次第に高ぶってきた。
どれくらいたったのか、千波が手を重ねた。
「あの……もう……」
「そうですね」
乳房から手を離す。汗で光る乳房はうっすらと日焼けして健也の手の跡が残っていた。
「これくらいなら、すぐ消えそうですね」
千波が黙って視線をそらす。
健也は千波のジーンズに手をかけた。脱がすと、下着の股の部分がじっとりと濡れていた。
「もう慣らさなくてもいいくらい濡れてません?」
下着越しに触ると、ジュクッと染みが広がる。
「でも、久しぶりですから……」
「そうですね、痛くする気はないので」
下着を下ろし、脚を広げさせる。舌が触れると、女体がヒクンと跳ねた。
舌でじっくり舐め開いていく。汗のしょっぱい味と愛液の甘酸っぱいような味を舌で、性欲を刺激する女の匂いを鼻で存分に味わいながら土手を何度も行き来する。
「ああ……ああ……」
舐めながら指を差し込む。
中は熱く、充分に潤んでいた。2本入れてみたが、簡単に飲み込む。
「んんっ……やっぱり、準備はもうできているみたいなので、入れて……」
言われるまでもなく、健也も我慢できなくなってきていたので離れてズボンを脱いだ。
そそり立つ陰茎に千波がうっとりと目を細める。
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