女社長の淫乱な欲望 (Page 4)

高級なシャンプーの香りに自分で酔いそうになりながら、バスローブを羽織って修平が脱衣所を出ると、桜子はすでに一糸纏わぬ姿で巨大なベッドに腰掛けていた。
こちらに背を向けているがその裸の背中の美しさは圧倒的で、座っているのに無駄な肉のたるみは一切なく、細くくびれた腰の形は二次元的ですらあった。

「桜子さん…っ」

興奮が高まった修平はその大きなベッドに飛び乗り、後ろから桜子の身体に腕を回した。

「…っん、」

桜子は小さく肩を震わせて反応し、身体に回された修平の腕に自分の手を沿わせた。

「キスは、しても…？」

後ろから桜子を抱きしめた姿勢のまま、耳元で修平が声をかけた。

「どうぞ」

桜子の肌はしっとりと吸い付くように潤っており、それでいて非常に滑らかでもあって、そのすべすべした触り心地に修平はうっとりしながら、そっと桜子をこちらに向き直させて口付けた。

「…っ、ん…」

啄むようにちゅっちゅっと何度か柔らかく口付けた後、修平が少しずつ口付けを深めようとすると、桜子はそれを受け入れるようにうっすら唇を開けた。
ちろちろと互いの舌先を絡め合わせていくと、桜子は次第に息を荒くしながら応じた。

「はぁ…んぅ、んっ」

桜子の両肩に置いていた手を乳房におろして、キスを続けながら修平はその乳房を優しく下から持ち上げるように揉み始めた。
桜子の乳房は豊かではあったが下品な印象はなく、柔らかくもちもちとした感触で修平はずっと触れていたいと思った。

「んぁ、んっ…はぁん…」

乳房に触れると、桜子は甘い声を出した。
存外に感じやすいのだな、と嬉しくなった修平はその声を堪能するために唇を離して桜子の顔をじっと見ながら乳房をたぷたぷといじった。

「ぁん、はぁ…んんっ、んぁぁ…」

桜子の頬は薄く赤らみ、その真っ白な肌が桜のようなピンク色に染まっていく様子は上品ながらもさすがに情欲を煽られるものがあった。
修平は桜子が感じる様子に夢中になり、吸い寄せられるように乳首にしゃぶりついた。

「あぁん、ん、いぃ…」

甘ったるい喘ぎ声の中に、先ほどまで会話をしていた時の冷静さや賢さはもう感じられなかった。

「んんっ、そぅ…あぁ、もっと…」

乳首をそっと押し転がすように舌で舐り、小ぶりな乳輪ごと唇全体で覆ってはむはむと咥えて振動を与えると、桜子は顔を斜めにそむけて快感に震えた。

「ぁぁん、んー、あぁっ、あん、それ…すきぃ」

普通に生きていれば一生すれ違うことすらないだろう美女の顔が、自分の与えた快楽にその美しい顔を歪めているのを見ると修平の興奮はどんどん高まり、シャワーの最中から半立ち状態だったペニスはもう痛いほど勃起していた。

我慢できずに修平は桜子を押し倒し、羽織っていたバスローブをもどかしげに脱ぎ去った。
性急に覆い被さると、桜子の潤んだ瞳を見て切羽詰まった声で懇願した。

「桜子さん…俺もう…」

桜子はいきり立った修平のペニスに一瞥をくれ、興奮した様子で言った。

「上出来ね…きて」