お湯よりも熱く (Page 2)
キッチンは目を覚ました3人が来そうだし、初がトイレというのも味気ない。
敏昭と葵はお風呂場に向かった。念のためドアに鍵をかけ、湯船にお湯をためる。
湯船の中で、敏昭の足の上に葵が座った。
「あったかい、すべすべ」
後ろから胸を揉みながら敏昭がうっとりして言った。
「こういうの、したかったんだ」
「エロゲーみたい」
「だがそれがいい」
胸を揉み、先端をつまんで転がす。
「入浴剤で見えないのは、ちょっと残念だな」
白く濁った入浴剤のため、お湯に浸かっている部分は見えない。
「硬くなってきてるのは見なくても分かるけどね」
お尻に当たっているモノの感触に葵がつぶやいた。
「俺は分からないから、触って確かめようかな」
敏昭は葵の内股を撫でて、股の付け根をいじってみた。お湯のせいで濡れているのか分からない。
「ね……ねえ、あんまり広げると、お湯が入っちゃう……」
「大丈夫だって」
指を第一関節まで入れて、入り口付近をいじる。
「あん……はあ……」
「声出したら、あいつらが起きるかも」
「分かってる、けどぉ……」
懸命に声を我慢しようとしているのを見ると、駄目だと分かってしても声を出させたくなる。
指をより深く、動きを激しくすると葵が身もだえして声を上げた。
「はあん、ああ」
「……入れていい?」
葵が赤く染まった首筋を傾ける。
敏昭は葵のお尻を少し持ち上げて自分のモノをあてがった。少量のお湯とともに入り込むと、葵がビクンッと背をそらした。
「ひあんっ……!」
敏昭はあわてて、口づけて葵の口をふさいだ。
「んんっ、ちゅ……」
キスしながら軽く揺する。すぐに我慢できなくなって突き上げ始めた。
お湯がパシャパシャ跳ねて、顔にまで飛んでくる。お湯も入らないほど密着した葵の背中と敏昭の胸が同じ速さで動く。
おあずけになっていた分、こらえがきかなくて敏昭は葵の中に放った。
「んんー!」
絶頂の勢いで、お互いの舌を強く吸い合う。しばらくそのままの姿勢で痙攣しながら快感を味わった。
顔を離し敏昭は聞いた。
「大丈夫?」
「……のぼせそう……」
モノを抜き、2人で湯船のふちに座る。
汗があふれて、敏昭は手で顔をあおいだ。
「あっついなぁ」
「あ」
葵の割れ目から精液があふれて、湯船を伝ってお湯に落ちた。
「お湯が白いから、混じったら分からないね」
葵が恥ずかしそうにお湯をすくって股間にかける。
「葵、もう1回していいか?」
「えっ、何、急に」
「なんかムラッとした」
「何それ。……いいけど」
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