パート先付近で昔の彼氏と再会して犯されまくる人妻の話
人妻である市原奈々は、残業続きで帰りの遅い夫を待っているのも退屈なのでパートに出ていた。そのパート先の常連であったのは過去に付き合っていた男、吉川。ふと気を許してしまい、吉川と身体の関係を持ってしまった奈々は部屋まで来るように言われ――……
「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりで……」
とあるファミリーレストランに勤務している市原奈々の目の前に、一人の男がふんぞり返って座っていた。
男はガタイが良く、工事現場に勤務しているのか作業服を着ていた。
ニヤニヤとやらしい視線を向けてくる男に、奈々は嫌悪の目を向ける。
「……何でまた来たのよ」
「今の俺は客だぞ?そんな口利いていいのか?」
「うるさいわね。この間でもうおしまいって言ったでしょ」
「つれねえなあ。あんなにアンアン言ってたくせに」
そう言って男はスイスイとスマートフォンの画面を操作し、とある動画の停止画面を奈々に見せる。
そこにはベッドに横たわり、ペニスを挿入された状態の奈々が写っていた。
「ちょっと……!!」
「人妻がパート勤務先近くの現場員と不倫セックスしてるなんてなあ?言いふらされたら困るだろ?」
奈々は慌てて店内を見るが、近くの席には人もおらず、遠目の席の客も男との会話は聞こえていないようだった。
ふう、と重たい溜息をつくと、奈々は諦めたように男を見る。
「今日は17時に終わるわ」
「そうこなくっちゃ。んじゃあ終わったらまた俺の部屋に来い。いいな、逃げんなよ」
釘をさすように言った男の言葉に、奈々は目を伏せて頷いた。
「あとチキンソテーセットな」
男は上機嫌に客らしく、注文を続けた。
それから17時を回り、奈々は勤務時間が終了する。
「お疲れさまでした~」
店から出てスマートフォンを手に取る。
ロック画面は愛すべき夫とのツーショット写真になっており、メッセージも届いていた。
「今日も遅くなる、か……」
簡単に返事を出してスマートフォンをしまい、奈々は歩き出す。
男は奈々と昔付き合っていた男だった。名を吉川と言う。
残業続きで帰宅の遅い夫なので、退屈しのぎにパートでもして自分も家にいる時間を短くしようと、このファミリーレストランに働きに来た。
すると近場の現場で働いてこのレストランの常連でもあったのが吉川だった。
始めはただ懐かしいという理由でほんの少し喋ったりもしていた。
だがある時、帰宅するところを吉川に呼び止められ、昔話でもしようと家に連れていかれ犯されたのだ。
付き合っていた頃も身体の関係があり、奈々と吉川は抜群に身体の相性がよかった。
だがそのうちにお互いに冷めていき、自然消滅したのだった。
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