暴かれた性癖 (Page 2)

ははは、ともう一度笑って割り入れた足を前後に動かしてやれば太腿辺りが温かい。
何度も擦ってやれば徐々に湿り気を帯びてきたように感じ、笑ってしまった。

「あれ? 夏帆ちゃん、もしかして濡れてる?」

耳元で囁けば、夏帆ちゃんは必死に頭を揺らす。

「本当? なら確かめよっか」

俺の手の下でくぐもった音が聞こえた。やめてくれ、そう訴えているのだろうが、構うものかと空いている手を夏帆ちゃんの下半身へと伸ばした。

ザラリとした感触に、もしかしたら思ったより派手な下着なのかと口元が緩んでしまう。
中には手を入れず上から何度か擦ってやれば、俺の手の下で夏帆ちゃんの口が動くのがわかる。
もっと、もっとだ、と更に強い刺激を与えてやろうと足も動かしてやれば太腿に触れている所が濡れて行くのがわかった。
ぬめりを帯びたそこは、十分すぎるほど潤い布の擦れで気持ちが良いのだろう。
夏帆ちゃんの頬が赤く染まり、目が潤んでいく。
首筋をベロリと舐めてその場所を何度か吸ってやれば、夏帆ちゃんの腰が揺れた。

「夏帆ちゃん、気持ち良くなってるの? 俺の太腿にえっちな体おしつけて、気持ちいいの?」

耳元で囁いてやれば、違う違うといったように頭を振るも、体は正直らしく腰が揺れたままだった。

「もっと気持ち良くなりたくない? 夏帆ちゃんのえっちなここに、ヌレヌレのここに、俺の……入れたくない?」

囁いた後に、耳を舐めてそのまま舌で愛撫を続ければ夏帆ちゃんの手が頼りなく俺の腕にかかった。
パンティを触っていた手を動かして夏帆ちゃんの手を取り、俺の股間へと持って行く。
夏帆ちゃんの体がビクと揺れるも、そのまま股間に押し付けていれば、夏帆ちゃんの視線が下がり、股間を見ていた。

「夏帆ちゃん、俺の……欲しくない?」

俺の言葉に、夏帆ちゃんの視線が動き俺と目が合った。

「夏帆ちゃんの中に入りたくてビクビクしている俺のこれ……入れたくない?」

パンパンに張りつめた俺のちんこを夏帆ちゃんがそっと撫でたことを了承と取る。

「同じ気持ちで嬉しいよ、夏帆ちゃん」

俺の言葉に夏帆ちゃんは何とも言えない顔をしたが、口を覆っていた手を外しても叫ぶことなく、俺がキスしても大人しくしていた。
舌で唇をつつけば、容易に開く。
その中に滑りこませた舌で夏帆ちゃんの口内を舐め回せばこくりと喉が鳴ったのが聞こえた。
上着の上から胸を揉んでやれば夏帆ちゃんの手も俺の上着にかかった。
揉みしだきながらもこの辺りが乳首だろうと指で執拗に押せば夏帆ちゃんの口がだらしなく開き唾液が溢れて行く。
そこも舌で舐めていると夏帆ちゃんの舌が追ってきた。
クチュクチュとやらしい音を立てながら唇を合わせ、胸を揉み、足でアソコを意地悪く攻めていれば、夏帆ちゃんの頭が動き唇が離れて行く。
つつ、と繋がる唾液の糸がぷつりと切れて顎にべったりとくっつく。

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