兄嫁の本性 (Page 6)

 
 好都合だ。
 帆乃美は内心でほくそ笑む。
 
 博信は、落ち着いて話ができる場所へ、と言ってオフィス街の端にある小さな倉庫に彼女を連れてきた。会社での地位はそれなりにある博信は、こういった場所にも出入りできるのだろう。
 
「脅されてるって、どういうことなんだ? しかも博隆に」
「それは――、んぅ。はぁっ」
「どうした?」
「なんでも、ない、のぉ」

 尻穴に挿入されている淫具が再び強烈に振動をし始めている。しかも先程よりもうねり方が凶悪になっていた。
 
「ああ、そうか」
「えっ?」
「お尻のおもちゃが動いてるのか」
「……えっ? なんで」
「博隆、鍵なら開いてるよ」
「もうネタばらしするのかよ、兄貴」
「ははは。昼休みも短いしね」
「え、え、どうして」
「まだ分からないのか。あんた、自分で思ってるより、馬鹿だぜ」
「最初から僕達はグルなんだよ、帆乃美」

 博信が優しく笑って、帆乃美の首に手をかける。
 
「ひっ」
「君は随分と遊びまわっていたようだけど、気付かないと思っていたのかな?」
「や、たすけっ」
「博隆は優しいからね、僕に告白したら許してやろうってさ」
「兄貴は、すぐ壊すから」
「今度は大丈夫さ。ねえ、帆乃美。僕は君を壊さないように大切にしてきたつもりだけど、君はそれが不満だったんだろう? だから、ちょっと趣向を凝らしてみたんだ」
「あ、か、はっ……」
「そろそろ放さないと死ぬぜ」
「おっと、ごめんよ。帆乃美」

 解放され、激しく咳き込む妻を優しげな顔で博信は見下ろす。彼の股間はスラックスがはち切れそうになっていた。
 
「そろそろ我慢の限界だよ」

 博信はスラックスの前を解放する。すると凶悪なサイズの性器が顔を出した。傘も大きく、女を悦ばせるものというよりも、女を蹂躙する凶器じみた形状である。
 
「ひぃっ」

 初めて目にしたサイズに帆乃美が処女のように悲鳴を上げた。
 
「そんなの入るわけないっ」
「みんな最初はそう言うんだ。だけどね、帆乃美」

 髪を掴み、帆乃美を強引に上向かせて博信は朗らかに笑う。
 
「みんな最後には、これが良いって啼くんだよ」
「許し、おごっ」

 哀願する言葉を吐く口に、博信は自らの巨根をねじ込む。女が歯を立てようにもあまりにも大きすぎて、口を閉じることすら困難になる。それを喉の奥まで容赦なく挿入するものだから、呼吸もまともにできず女は喉奥を突かれる苦しみと呼吸不全の苦しみを同時に味わうことになるのだ。

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