兄嫁の本性 (Page 4)

 イかされ続け、ぐったりした帆乃美はベンチで休んでいた。
 彼女の目の前を何人ものサラリーマン達が通り過ぎていく。誰もが帆乃美に無関心で、そのことが却って今は有難い。
 
「さて、そろそろ行くぞ」

 降車して彼女をベンチに座らせたあと、姿を消していた博隆が戻ってきて無慈悲に告げた。だが、足に力が入らず、また気力も萎えていた帆乃美は動かない。
 
 博隆は舌打ちして彼女の顎を掴んだ。
 
「今すぐ、ここで、さっきの続きをやってもいいんだぞ」
「……分かったわよ」

 恨みがましい目で博隆を見て、よろよろと帆乃美は立ち上がる。だが、足元がおぼつかない。博隆はそれを見て腕を掴んで立たせ、ホームの端にある多目的トイレに連れ込んだ。
 
「スカートを捲れ」
「嫌よ」
「まだイかされ足りないか? あぁ? ションベンをぶちまけるまで犯して、ホームに放り出してもいいんだぞ」
「……」

 歯を食いしばり、帆乃美はタイトスカートを太腿の真ん中あたりまでたくし上げた。
 
「ふん。まあ、そんなもんでいいか。便器に手をついてケツをこっちに突き出せ」

 言われるがまま、帆乃美は便器に手をついて尻を突き出す。
 
「安心しろ、こんなとこで突っ込んだりしないからよ」

 スカートをさらに博隆はまくり、ストッキングとショーツをずり下げて尻を露出させる。外気に触れて尻に鳥肌が立った。
 
「随分よがってたからな。ぐちゃぐちゃだ」

 彼の視線の先には愛液でふやけた秘裂と恥ずかしげに窄まる菊門が晒されている。愛液は尻の穴にまで到達し、てらてらといやらしい光沢を放っていた。
 
「ローションはいらないな」

 呟いた博隆は上着のポケットから大小様々な玉を連結させた淫具を取り出す。それを女性器と肛門を一直線に繋がるように配置し、前後に動かした。くちゅくちゅと淫水が音を立て、器具を汁塗れにする。
 
「あぅっ、ひぃん、はぁぁ、うぁっ」

 陰核や陰唇、膣口など性的に敏感な部分を淫具で嬲られ、堪え切れず喉を逸らして帆乃美は喘いでしまう。サイズの違う玉が行き交う度に腹の奥が切なく疼いた。
 
「こんなものか」
「え?」

 不意に博隆は手を止め、淫具の先端を菊門に押し込む。
 
「いぎぃっ」
「あんまり騒ぐなよ。外にいる奴らに気付かれるぞ」
「そこは、ちがっ」
「何が違うんだよ。昔の男に散々開発されただろうが」

 なんでそんなことを知っているのか問い質したいが、次々と腸内へと侵入してくる淫玉の感覚がそれを許さない。久しく忘れていた肛虐の仄暗い歓びに腰が我知らず動いた。
 すっかり肛門調教器具を呑み込んだ帆乃美を再び、博隆は立ち上がらせる。
 
「さっさとしな、お楽しみはこれからなんだ」
「ひぎっ」

 彼の言葉と同時に腸内に収まった淫具が強烈に暴れまわった。腸壁を無造作に圧迫し、肉壁を隔てた先にある子宮を揺さぶる。
 

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