爆乳水泳部ちゃんの秘密のパイパン個人レッスン

・作

水泳部の真島は、最近タイムが伸び悩んでいる。居残り練習中のプールサイドに現れた顧問の佐伯に相談すると、佐伯は彼女の水着を脱がせ、水の抵抗を減らすために全身の毛を剃り始めた。M字開脚で恥ずかしいところをツルツルにされてしまう真島。そしてそこが濡れてきていることを指摘されて…。

最近、タイムが伸び悩んでいる。

水泳部三年の私。どうしても最後の大会では団体メンバーに入りたくて、筋トレもしているし、食事にも気をつけているのに。今まで私よりもタイムが遅かったのに、最近急に力を付けてきた同級生。推薦で入部してきた期待の一年生。彼女たちには絶対に負けたくない。レギュラーの座を譲りたくない。

今日だって、とっくに皆はもう帰ってしまっている。居残りで自主練するのも毎日の習慣だ。

「真島、まだ残ってたのか」

プールサイドから降ってきた声に顔を上げる。

顧問の佐伯先生だった。

壁時計に視線を移すと、もう短針は8を指していた。

「あ……もうこんな時間だったんですね」

「最近思い詰めてるみたいだな」

「……周りの皆は結果を出してるのに、私は全然ダメで。このままだと置いてきぼりになっちゃう気がするんです」

「たしかに、真島はここのところあんまり調子が良くないよなあ」

佐伯先生は、学生時代水泳部に所属しており、全国大会でも上位の常連だったという。そんな先生なら、今の私の弱点がわかるのではないだろうか。私に何が足りないのか、見抜いてはいないだろうか。

「佐伯先生、私はどうしたらいいんでしょうか。何かもっとできることはありませんか?」

「そうだなあ……」

頭のてっぺんから爪先まで、じっくりと眺められる。

「……少し待っていろ」

何か思い付いたらしい先生は、先程来た道を帰って行った。

 

 

「え、なんですか、それ」

「剃刀だ」

帰ってきた先生は、剃刀を手にしていた。キャップを外しながら先生は近づいてくる。

「真島、極限まで水の抵抗を減らすんだ」

「えっ、待っ、こわ」

「動くと肌が切れるぞ。じっとしてろ」

先生は私の腕に刃を当てた。ひんやりとした感触に身が縮こまる。

毛の流れに沿って、銀色の刃が肌を撫でる。ある程度は自分でも自己処理出来ているつもりだったけれど、まだ甘かったらしく、しょりしょりと産毛が剃られていくのを感じた。

右腕、左腕、右脚、左脚。先生は丁寧に、しかし無遠慮に、私の体毛を剃り落としていった。

持ち上げられていた左脚を解放されたところで、お礼を告げようとすると、先生は私の水着の右肩の布をぐいっと引っ張った。

「え!?」

思わず水着の胸元を押さえる。

「次は背中だ」

尚もぐいぐいと水着を引っ張られ、大真面目に言う先生に何も言い返せず、私はくるりと背を向けた。

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