コスプレ個人撮影会 (Page 4)
「…あはは、ほんとにシオンちゃんは可愛いなぁ!」
「あぁぅ…!」
ぐりっ、とおまんこに汚いペニスが押し付けられる。
「…んぅ…くっ…やめて、汚いっ…!嫌ぁ…!」
「中古マンコの分際で、ゴチャゴチャ言ってんじゃねぇよ!」
「はぐっ…!」
強引に入ってきたそれは、奥まで辿り着くと乱暴に私の中を突き始めた。
「や、うっ…あっ…んんっ…!」
「うわ、トロットロ…あー、ヤバいこれ、すぐ出そう」
「!イヤぁっ、抜いて、抜きなさいよ!ねぇっ、いっ…あんっ…!」
彼氏にも許したことのないゴム無しセックス。
あそこを出入りする生々しいペニスの感触に、ぞわぞわと鳥肌が立つ。
「はぁ、はぁ…っ…シオンちゃん、イくよっ…!中に出すよ!」
「やだぁ、お願いっ…!中はダメ、ぇっ…!お願いだから…!あぁ、あっ、あ、あ、…っ!」
「うっ…!」
…びゅるっ…びゅく…びゅくん…
「…っ…」
ゆっくりペニスを引き抜いた後、村井は私のおまんこを両手で開き、奥から垂れてくる精液をニヤつきながら眺めていた。
「…最低…絶対許さない…!」
「警察にでも行く?それは困るなぁ。人に相談なんかできないくらい、恥ずかしい目に遭わせておかないとね」
「え…?」
ちょっと待っててね、と言ってバスルームに消えた村井は、すぐに洗面器を抱えて戻ってきた。
そしてガラスの大きな注射器に、洗面器の中身を吸い上げる。
「…や…何よそれ、近付けないでよ…!」
「これ?浣腸器だよ。顔出し脱糞映像なんか出回ったら、レイヤーどころか人生終わっちゃうよね~」
「ぁっ…嘘、いやっ…やだやだ、ごめんなさい、ごめんなさいっ!!」
ちゅぷ、とお尻に冷たい筒の先が入ってくる。
「…だからさぁ、もう、遅いんだよ。シオンちゃん」
「…あ…あぁ、ひぅっ…!」
お腹に冷たいものが押し込まれる、不愉快な感覚。
諦めて視線を横に反らすと、いかにもオタクが背負っていそうな大きなリュックが目に入った。
ファスナーの引き手には、数年前に私が初めて作った、オリジナルのアクリルキーホルダー。
それを見ているうちに無性に悲しくなって、私の目からはぼろぼろと涙が溢れた。
「今日のイベントも大人気だったねぇ~。シオンちゃん、中身はゴミだけど顔と体は最高だもんね!」
「あ、あっ…はぅっ…!」
イベント会場近くの公衆トイレで私を犯しながら、村井はそう言って笑った。
あの日以来、私は村井の肉便器だ。
週に3回は呼び出され、路地裏や公園のベンチで性処理をして、1万円のお小遣いを貰う。
「このコス、ぴったりした生地だからばっちり乳首浮いてたよ。今度は水着でポロリくらいサービスしてあげたら?」
「…いっ…いやぁ…もう、許して…」
村井の要求は次第にエスカレートし、最近では下着を付けずにイベントに行かされることも増えた。
『もしかして履いてない?』とネットで話題になり、私の周りはいつも黒山の人だかりだ。
「ああでも、左乳首のホクロ見られたら、ネットに出回ってるそっくりさんの浣腸脱糞動画、本物だってバレちゃうね」
「あぁぁ…お願い…あれだけはっ…あっ…あっ…!」
…こんな生活がいつまで続くのだろう。
私は今までの愚かな行いを後悔すると同時に、この扱いに快感を覚え始めている自分を、恐ろしく感じていた。
(了)
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