電車内の誘惑 (Page 6)
ぐちぐち擦られて香織は身体を仰け反らせた。浅い所をこすられて深い所を突かれて、慣れた様子のテクニックに、初めての香織は首を振ってあえいだ。
「出すよ……!」
「ん、あああ……!」
中で熱いものが広がって、香織は身体を全身を震わせて絶頂を噛み締めた。
*****
……まだ足の間に挟まっているような感じがする。内股が精液でぬるぬるしてる……。
「そのままでは帰れないな。おいで、お風呂に入れてあげよう」
「……一人で入れる……あうっ?」
立ち上がろうとして、ベッドに倒れ込んでしまった。
「な……なん……?」
「初めてであれだけ激しくされたら腰も抜けるだろう。俺につかまれ」
男につかまってバスルームに行く。
男が膝をつき、肩につかまらせた。それから、シャワーでお湯をかけながら指を入れてきた。
「うあ……ああ……」
「じっとして」
男の指が中で出された精液をかき出してお湯で流していく。次第にあそこが疼いてきて香織は肩をつかむ手に力を込めた。
「……欲しいか?」
頷くと、香織をバスタブに座らせて男が出ていった。戻ってきた男はコンドームを着けていた。
「中で出したらかき出さないといけないからな。そうしたら君はまた欲しくなるだろう?」
壁に手をつかせ、お尻を両手でつかまれて広げられた。後ろからズブズブと男が奥まで入ってくる。
「あう……ああああ」
違う……さっきと違う。薄いゴム一枚だけなのに、直にされているのと違う。
「いや……ゴム、取って……」
「生がいいのか? 本当に淫乱だな」
「ち、が……はううっあ、ひいんっ」
まだ中が敏感で、香織はすぐにイッてしまった。
「俺がまだだから、もう少しつきあってもらうよ?」
「ん……。あん、そこ、いい……っ」
「ここだな?」
「そ、そうっそこぉ……っ! いい、よぉ……」
いい所をこすられて、香織はがくがく震えた。
最奥を突かれて、何度目かの絶頂を迎える。男もイッたみたいだった。でも熱いものはコンドームでせき止められて、中で広がらなかった。
物足りない、と香織はぼんやり思った。
レビューを書く