ゲリラ豪雨の海で (Page 5)

「んぁぁ、これぇ、おちんちんすごいぃ…んぅ、はぁぁっ」

うわ言のように卑猥な言葉を吐きながら、全身でペニスを感じているようだ。

「あぁん、んんんっ、いぃ、いぃ、きもちぃっ…んぁぁ、もっとぉ」

腰の動きを激しくしながら、渚は自分の気持ちいい奥の部分に特にペニスを擦り付けるように動いている。

「あぁぁっ、いいっ…いっく…イッちゃぅ…」

智則は自分の上で必死で腰を動かして快感を貪る渚の姿にますます興奮し、自分の絶頂も近づいていることを感じた。
ペニスをじゅぼじゅぼと吸い上げるように膣肉が細かく収縮する。

「いくいく、イッちゃぅ、いいいっ…んぁぁぁぁ」

奥をぐりぐりと擦りながら、渚は激しく絶頂した。
膣内がぎゅっと収縮してペニスを締め付け、搾り上げるようにヒダが蠢いた。

渚は腰をぶるぶると震わせ絶頂に浸ると、起こしていた上体をくたっと倒れ込ませ、智則の身体に重なるように密着した。

「あぁぁっ、あぁ、すごぃ…」

うっとりとして息を荒げている渚の腰を掴むと、ピッタリ身体を密着させたまま智則は下から激しく突き上げるようにピストンを始めた。

「んぁぁぁっ、だめ、だめだめ今、あぁぁんっ」

腰だけを激しく突き動かして、両腕で渚の身体をぎゅっと抱きしめると渚は泣き叫ばんばかりの声をあげる。
膣肉はまだぴくぴくと収縮しているが、がつがつ突き上げるとまたどろどろの愛液を次から次へと溢れさせた。

「いぃぃっ、イッて、まだイッて…んぁぁぁっ、あぁだめだめっ、おかしくなる、おかしくなっちゃう、だめぇぇぇっ」

「っ…あぁいくっ、でるっ」

智則は渚の膣奥に激しくペニスをぶつけながら、思い切り射精した。

「だめぇ、あぁぁぁっ、またいくっいくいくいくっ、んぉぉぉぉっ」

びゅーっと勢いよく精液を流し込みながら渚の身体を抱きしめる腕にさらに力を込めると、渚は強烈な快楽に打ち震えながら再び絶頂した。

「あぁぁぁっ、あぁぁん…っ、んんんんんっ」

追い討ちされる形で連続で絶頂した渚は気を失うほどぐったりとしたが、膣肉は長い間びくびくと痙攣して収縮していた。

*****

ぴたっと身体を密着させたまま2人がどうにか息を整えた頃には、すっかり雨は止んでビーチは夕闇に包まれ始めていた。

「店でこんなことするとは思わなかったな…」

「ゆりちゃんには絶対言えないね」

からかうような口調で姪っ子の名前を出されて、智則は眉根を寄せた。

「そりゃそうだろ」

「ゆりちゃんに言えない秘密、まだまだ作りたいな…」

渚が甘えるように言うので、智則も良くはないことだと思いながら自然とこの夏の残りの期間に期待してしまうのだった。

(了)

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