配達に行ったら家主の女に食われた話

・作

しがない宅配業者の俺。単身女性向けマンションへのお届け物は「アダルトグッズ」で、ドアから出てきたのはほぼ全裸の女子大生!?「このディルド壊れてますよね。責任とってくれます?」あれよあれよと言う間に俺のズボンを引きずり下ろして…。

 宅配業者をしていると、配達する荷物の中身が分かるようになる。

 「品名を見れば丸わかりじゃないか」と思うだろう。だが、世の中には「ニセの品名」で送られてくる商品もある。

 小さめの箱で、「精密機器」という品名で、受取人が気まずそうにハンコを押してくる時……中身はアダルトなグッズに間違いない。まあ、ソースは俺だが。

 この荷物を見た時、俺は心の底からびっくりした。

『前田ユリ 品名:アダルトグッズ』

 届け先は単身女性向けのオートロックマンション。俺は咳ばらいをしてチャイムを鳴らした。

「お届け物です」

「はーい」

 スピーカーから聞こえてきたのは、若い女性の声だった。

*****

「ありがとうございます~」

 ガチャ、と扉を開けた家主は想像していたよりも若かった。大学生くらいだろうか。うるんだ瞳と赤くなった頬、俺の視線は彼女にくぎ付けになった。

(こんなAVみたいな事があるのかよ!)

 慌てて出てきたのだろうか、シャツを無造作にまとっていた。いや、正確にはシャツしか着ていないのだ。

 豊満なバストも、きゅっとくびれたウエストも、しとどに濡れた茂みも全て丸見えだった。俺の股間が否応もなく熱くなっていく。

「ふふ、すみません。こんな格好で」

 前田ユリがハンコを押しながら言った。

「ついさっきまで忙しかったもので」

 玄関には女ものの靴だけが置かれ、他に男がいるような気配はなかった。

「そ、……そのようですね。それでは」

「あ、待って。荷物の確認したいの」

「荷物の確認、ですか?」

「壊れてたらすぐに返品したいので」

 器用に中身を開けて、中身のモノを取り出した……肌色のシリコンで出来たハリボテ。男の象徴を形どったソレをうっとりと眺め、前田ユリが呟いた。

「あれ、傷がついてる」

 じろ、と恨みがましい目でにらんでくる。

「これ、そっちのミスですよね?」

「え、いや……」

 前田ユリの手が俺の熱くなった股間に触れた。

「責任とってくれます?」

 ゆるゆると焦らされ、もどかしい快感に思わず吐息が漏れる。

「ふふ、可愛い……」

 あっという間に俺のズボンを下ろすと嬉しそうに呟いた。

「わ、おっきい……」

 俺のいきり立ったペニスを美味そうに咥え、赤い舌でチロチロと舐め始めた。

 亀頭、カリ、竿、タマ裏……俺に見せつけるようにじわじわ責め続ける。

「ま、前田さん、俺……っ」

「もう我慢できないの? 仕方ないなぁ」

 先端に小さくキスをすると、ぱくりと亀頭を口内で包み込んだ。

 じゅるじゅると淫猥な音をたてながら付け根まで蹂躙してくる。

 襲い掛かる快楽の波はもはや暴力だった。休む間もない総攻撃に俺はなすすべもなく射精した。

公開日:

感想・レビュー

1件

配達に行ったら家主の女に食われた話 へのコメント一覧

  • いいなぁ。
    私も宅配便の人とエッチしたい♥

    1

    沙香絵 さん 2024年7月28日

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