秘密の夜の散歩 (Page 2)
「これで、どうですか……」
愛莉がワンピースを脱いで賢治の前に立った。
両手をおへその上に置いて、大事な所を隠さずにいる。
賢治はあえてじっくりと凝視した。
成長途中の乳房は若々しく張り、ピンク色の乳首が勃ちかけている。下の毛は生えかけで、うっすら覆っていた。すらりとした太ももをぴったり合わせ、姿勢良く立っている姿はモデルのようだった。
街灯の下で照らされた肌はしみひとつない。
やはり緊張しているのか、乳房の間を汗がツウッと流れた。
清楚そのものというような美少女が夜の公園で全裸になっている光景に、賢治は思わず触ろうと手を伸ばした。
「やっ」
愛莉が後ずさる。
「あ……ごめん」
露出趣味を話せる相手ができて気を許しかけているのに、触るのはまだ早い。
とりあえず紳士でいるべきと、賢治は欲望を抑え込んだ。
夜の公園で愛莉が全裸で歩き、賢治が見張るということを何夜か繰り返した。
他の人間に見られることはないと、愛莉は安心して堂々と歩いていたが、次第に表情がくもってきた。
賢治は気づいていたが、愛莉が言い出すまで待った。そしてついに、ある夜、愛莉が賢治に切り出した。
「あの……林川さんが見張ってくれているのはとても助かるんですけど……」
「どうしたの、やめたいの?」
「いえっ、そうじゃなくて……誰かに見られるかもしれないというスリルがないと……」
「興奮しない?」
愛莉が真っ赤になってうつむいた。
「でも見られると困る……じゃあ、俺に考えがあるんだけど」
*****
人が来たのを確かめてから、ぎりぎり見つからない木の陰に隠れる。
「ちょっとだけ、触るよ?」
「う……はい」
持ち上げるように乳房の下を掴んで揉む。
「はうっ」
「気持ちいい?」
「分からない、です……触られるの、初めてなので……あっ」
「声が出るってことは気持ちいいのかな……でも声を我慢しないと見つかるよ」
「そ、そうですね」
賢治は揉む手に力を入れた。
「ん……んん……」
愛莉が必死に声を我慢している。
通り過ぎかけた時、両乳首をギュッとつまみ上げた。
「ひあっ」
同時に愛莉の手が枝に当たってガサッと音を立てる。
通行人がいぶかしげに賢治たちがいる方を見ている。
隠れながらも、賢治は乳首をコリコリこね回したり押しつぶしてみたりと、いたずらをやめなかった。
愛莉の体温が上昇しているらしく、少女の甘い香りが賢治の鼻をくすぐった。
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