人妻は淫靡に踊る (Page 2)
誰かが胸を揉んでいる。
「ん……」
心地良い刺激に絵里子は声を漏らした。
引っ越し前後はバタバタして俊矢との夜の生活はお預けになっていた。そうでなくても俊矢は性に淡泊気味だった。絵里子は体をもてあましていたが、ねだってばかりいるのも恥ずかしくて自慰にふけることもしばしばだった。
緩急をつけて執拗に揉まれる。絶妙な力加減に乳首が勃ってきた。
両乳首をつままれ、口に含まれた。ベロベロ舐められて吸われ、時折甘噛みされる。
「あん……」
硬く尖った乳首から心地良い刺激が全身に広がる。
別の手が下着に触れてきた。下着はしっとりと濡れている。汗をかいたからと、絵里子は心の中で言い訳した。
下着を脱がされ、直接触られて吐息を漏らす。
(……あれ? 両乳首にあそこ……俊矢、手が増えた?)
そんなわけない……と違和感に意識が浮上する。
目に入ったのは町内会長の顔だった。
「えっ?」
見回すと、寄り合いに集まっていた男たちが自分を囲んでいた。報告の時にはいた女性たちは1人もいない。
ブラウスははだけられてスカートも脱がされている。ほぼ全裸の状態だった。
「え……あっああっ」
秘所に指が潜り込んできて、絵里子は声を上げた。
「おうおう、こんなに濡れて」
「いやっやめて……」
男たちに体を押さえられて動けない。両側から違う男が乳首を吸っているのに気づいてゾッとする。
「ひいっ!」
町内会長が秘所に口づけて、絵里子は仰け反った。
(あそこ、舐められてる?)
夫にもされたことないのに、と混乱する。クリトリスを口に含まれてねっとりと舐められ、気色悪くて仕方がないのに、気持ち良くて仕方がない。
「は……あ、あ……」
舐めながら指がゆっくりと侵入してくる。
「ほら、気持ちいいだろう?」
「いやあっ」
指が内部を探る。絵里子がびくっと反応した所を擦っていく。どうしようもなく、体が快感に向かって駆け上がっていく。
「あああっ!」
両乳首とクリトリスを同時に甘噛みされて、絵里子は痙攣して絶頂した。
(イッちゃった……)
放心していると、町内会長がズボンを脱いだ。
「ひ……」
夫のモノと比べても大きさが段違いだった。ビキビキ血管が浮き、使い込まれて赤黒くなっている。
(こ、これを入れられるの……?)
ところが、町内会長は脇へとどいた。
「神主さん、お願いしますわ」
見せておいて町内会長が入れるのではないかと不思議に思う。近づいてきた神主は筆を手にしていた。
「あっああんっ」
鎖骨の下に筆が当てられて何か字が書かれていく。最後に胸の谷間を筆が撫でて神主が離れた。
赤い色で何か書かれている。確かめる間もなく、町内会長が足の間に入ってきた。
「あっいやっ」
充分に潤ったそこは、凶悪とも言える大きさのモノを難なく飲み込んでいく。
「あ、あ……ああっ!」
ズブンと奥まで突き込まれて、絵里子は声を上げた。
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