イケない俺をイカせる彼女
恋人のユウコと毎日のように愛し合う俺には、1つだけ悩みがある。それは遅漏だ。ユウコの身体に満足できていないわけでもなく、彼女の蕩ける表情に興奮を覚えて俺のものはガチガチになるが、最後のひと押しがどうしても得られず、彼女が先に果ててしまう。そんな悶々とした中でも、俺はまたユウコを求めてまた身体を重ねる。
ばちゅんっ、じゅぷ、ちゅぶん、ばちゅん! ばちゅん、ばちゅんじゅぶ、ちゅぶぶ、ばちゅん!
「あ、あんんっ! ん、ん、んん、んあっ、んふんんっ! ふ、ふんん、ふぁっ! ああ、あん!」
粘膜と粘膜が擦れあい肉と肉がぶつかる水音と、甘く艷やかな嬌声が響く。
腰を打ち付けるたびにぷるんと震える乳肉から珠の汗が飛び散り、シーツを掴む細い腕が痙攣するように突っ張った。
背中を反らして白い喉を曝け出すようにオトガイを上げたヨウコの大きく開いた口から、甘い吐息が吐き出される。
俺は揺れる彼女の細腰を掴む手に力を込めて態勢を整えた。
目立たない脂肪が柔らかく指を包み込み吸い付くようなヨウコの肌は、触っているだけで気持ちがいい。
その心地良い感覚が胸の奥をキュンとさせ、愛しさが込み上げてきた。
自然と、腰の動きが速くなる。
「あ、待っ!」
俺の動きに気が付いたヨウコがハッとしたよう声をあげ、俺の腰に脚を巻き付けて止めようとする。
しかしそれは逆効果だ。
自分から腰を押し付けたことで肉槍が膣奥を深く抉り、固く腫れた先端が十分に降りてきている子宮を突き上げる。
「ひぃぐんんっ!」
コリコリとしたものを擦るように突き上げると、彼女の薄い唇の隙間から獣のような声が漏れた。
じゅぶん、じゅぷぶじゅびゅ、じゅばん! ちゅば、ちゅぶ、ぢゅぢゅぢゆぶっ!
「ふぁっ! あ、あ、あ、あ、い、いいっ! ま、ま、待って! や、や、やああっ! ま、また、わ、私、だけ、な、なんてえ! や、や、や、ん、んんっ」
ヨウコの非難の色が乗った嬌声が響き、細い指が俺の手の甲を引っ掻く。
しかしその手に力はなく、もっともっとと撫でているようにも感じる。
俺は腰を回し、敏感に腫れあがる亀頭で子宮口をグリグリと抉った。
途端に、肉茎に吸い付く肉襞が爆発したかのように広がり、縋り付いてくる。
膣口はキュンキュンと締まり、肉襞が飲み込むように蠢く。
「あ、ああっ! や、やめ! も、もう、い、いい、イ、イク、からああっ! ま、まっ、待って、とめ、止めて止めて!」
彼女が断末魔の悲鳴にも似た嬌声をあげ、ガバッと抱きついてきた。
背中に突き立てられた爪が食い込み、肩にヨウコの小さな歯型ができる。
「い、いいいっ! イクイクイイクイクっ! イクうううっ!」
耳のすぐそばで、彼女がとびきり甘い悦声を響かせた。
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