イケない俺をイカせる彼女 (Page 2)
「はあ、はあ、は、はんん。ん、んふう、ふう、ふう……」
「大丈夫?」
「んにゃあっ! ん、ん、んん」
俺の胸に頬を寄せるヨウコの頭を撫でると、彼女がびっくりしたように鳴いた。
俺に抱きつく細い腕が強張り、密着する汗ばんだ身体がビクビクと震える。
「んふう、ふう、ふう。だ、大丈夫、じゃ、ないよお。ま、まだ、止まんない、からあ」
ヨウコは細く整えられた眉をきゅっと寄せて怒った表情を作ると、唇を尖らせて答えた。
身体を小刻みに震わせながら蕩けた上目遣いで怒られても、全然恐くない。
ベッドの上で身体中をとろとろに蕩けさせた可愛い女の子が縋り付いてきてるんだから、むしろ大きくなったままの肉棒から涎が溢れるだけだ。
彼女は荒い息を抑えるようにゆっくりと溜め息を吐くと、また俺の胸に頬擦りし始めた。
ショートボブに整えられた焦げ茶色の細い毛先がさわさわと胸を撫でて心地良い。
思わずまた頭を撫でそうになるが、その手を止めて髪の毛の感触を確かめるように髪を梳いてやる。
「んひゃっ! んん、きもちい……」
またビクリと肩を震わせたが、すぐに目を線のようにして頬擦りを再開した。
「どうしたの、ヨウコ? いつもより甘えん坊だな」
子宮でイクと愛情ホルモンが分泌されてなにやら、というのを思い出しつつ聞いてみた。
ユウコはどこかこそばゆそうに頬を緩め、俺の胸をべろりと舐めて笑顔を作る。
うん、愛情ホルモンがたっぷり出てるらしい。
「ん? んんん。なんか……身体がむずむずして。コウちゃんにくっつきたいの。ダメ?」
ユウコが、捨てられた子猫のように上目遣いで見つめる。
こんな状態で甘えられたら、治まるものも治まらない。
肉槍がビクリと震えて、またトロリと牡汁が溢れた。
「んふふ。好き。コウちゃん、大好き。まだ、私のこと愛してくれるんだね」
ユウコはそう言うと、身体をズリズリとずらして俺の脚の間に蹲る。
そして、固い肉棒にそっと舌を這わせる。
根元から先端へ、熱い肉が裏筋をゆっくりと進み、ゾクゾクとした刺激が太股の付け根から足先へと伝わる。
また我慢汁が溢れて彼女の舌の上にトロリと流れるが、彼女は気にする風もなく舌を進め、大きく腫れた亀頭をその柔らかな唇で包み込んだ。
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