イケない俺をイカせる彼女 (Page 6)
「っ! コウちゃ! い、イったっ! こ、んんんっ! イイイっ! いイグっ! イグイグイグぅぅっ!」
ユウコの身体が電気を帯びたようにビクンビクンと跳ね、口許の涎が飛び散った。
その拍子に、彼女の手の指が俺の乳首を摘んで捻り上げる。
「んあっ、ユウコ! ちょっ」
びゅびゅびゅっ! びゅるるるっ!
俺は女の子のような嬌声をあげ、同時にまた彼女の子宮へ向けて白濁液を吐き出した。
「んひゃあっ! 熱っ! あっついのでまたイグっ! イイイつ!」
ユウコが狂ったように叫び、俺の上で身体を硬直させてフルフルと震えた。
同時に、温かいものが俺のお腹の上に広がり、脇からベッドへと流れていく。
「あ、あああ」
ユウコの恍惚とした声が、俺と彼女の匂いが充満した寝室に響いた。
*****
「んふふふ。ほら、イっちゃって」
楽しげに囁いた彼女の細い指が肉茎を扱き、俺の乳首の先を彼女の舌がちろちろと舐めた。
途端に熱い塊が根元に集まり、びゅるりと溢れて彼女の指を汚す。
「あはは。イっちゃった。……コウちゃん、可愛い」
俺の胸に頭を預けながら汚れた指を舐める彼女が、また楽しげに笑った。
俺は僅かばかりの賢者タイムに浸りながら、そんな彼女に微笑みかける。
今まで散々イかされたから、その仕返しがしたいらしい。
というか、俺がオナニーする気にならないようにする気だな、こいつ。
まあ、今回の件は、俺がオナニーするときに乳首を弄ってたのが原因で最後のひと押しが足らなかった。
やり過ぎ注意だな。
「えへへ。まだ硬いよね?」
ユウコが俺の上に跨がってきた。
そして、少し萎えている肉槍の先端をクニクニと濡れた肉襞に押し当てる。
男はそんなに続けてできないもんだが。
口でやったり手でやったり胸やお尻で挟んだりといろいろしてくれたから、自分も気持ちよくなりたくなって来たんだろう。
彼女はなんとか肉槍を咥え込むと、にやりと笑みを浮かべて両手を伸ばした。
両手の細い指が、俺の乳首をコリコリと摘む。
ビリビリと電気が走り、太股の付け根に血が集まってくる。
「っ! んん、ふう。おっきくなった。へへへ。コウちゃんのエッチなスイッチ見つけちゃったもんね」
ユウコは満足気に微笑むと、ゆっくりと腰を動かし始めた。
(了)
レビューを書く