彼女の未練と彼女への未練 (Page 8)
「浩紀、浩紀い」
『1月21日金曜日です。今日のニュースは……』
いつものラジオがニュースを始めた。
今日は、俺にとって一番大事な日だ。
もしかしたら、彼女がいつもより積極的なのも、そのせいかもしれない。
今日は彼女が生まれて死んだ日。
俺が彼女との幸せを誓った日だ。
「んあ! う、んんん」
ふやけた指を引き抜くと、彼女はビクリと身体を震わせた。
指と彼女の秘部が銀色の長い糸で結ばれる。
彼女はデスクの上でだらしなく脚を広げ、薄いヘアとその下にあるピンクの柔肉がはみ出した彼女の秘部を晒していた。
「んはあ……浩紀い」
彼女の吐息と同時に秘穴がパクリと蠢き、とろりとした婬液が溢れて僅かに見える菊門へと消えた。
甘酸っぱい彼女の匂いで、頭がクラクラする。
俺はこれ以上にない程固くなった屹立を握り、空いた手で彼女の太腿を抱えるように支えながら蕩けた肉の隙間に矢じりの先端をあてた。
「んあっ!」
カナ身体がぶるりと震え、牝汁が溢れてデスクを濡らす。
少し腰を前に突き出すと、ちゅぷりと音がして、肉槍がなんの抵抗もなく飲み込まれる。
「んはあっ! 浩紀、浩紀い!」
「カナ――。ん、んん!」
彼女の腕が首に回されて柔らかい唇が俺の口を塞ぎ、すべすべの脚が俺の腰をホールドする。
「ん、んんん!」
なんの抵抗もなく潜った彼女の中は、無数のつぶつぶと複雑な襞が蠢き、俺の肉茎を扱いてきた。
このまま動かなくても果ててしまいそうだが、彼女のアソコはそこで終わらせてくれない。
根元まで潜り込むと同時にしっかりと締められ、逃げ場を失った血液がエラをいっそう張らせる。
彼女の膣全体が吸い付き、カリ首から肉茎すべてをざわざわと撫でている。
俺の舌も彼女の口内に吸い込まれ、ねっとりとした柔らかい肉と甘い唾液の歓待を受けていた。
太腿の付け根が熱くなり、爪先から腰、背中、頭のてっぺんへと痺れが走る。
「ん、んんんあっ! 浩紀の、おっき! きもちい」
「カナの中も、最高だ! もう、出ちゃいそうだよ」
「いいよ。何回でも、いっぱい出していいからあ」
カナは蕩けた顔で甘えた声を発し、フヤケた笑みの口端から涎を溢れさせていた。
頭の奥で何かが弾け、腰を打ち付けたい獣欲が理性を打ち破る。
「ん、んく、あ! んあ、は、は、ああ! い、いんっ! んああ!」
ぐじゅぐちゅじゅぼじゅぽという水音に、彼女の嬌声が加わった。
縋ってくる膣襞を無視して腰を引き、つぶつぶの膣壁を味わう。
カリが柔肉のトロトロに触れたところでまた腰を一気に突き上げ、カナの突き当りにキスをする。
「は、はあ、ん、んむ、んん、んは! んやあっ! い、い、いは、はげし!」
戦慄くカナの汗ばんだ首筋を舐め、溢れる牝の匂いを肺いっぱいに吸い込んだ。
ギュンっと膣が締まり、カナの腕と脚がビクンとひきつる。
身体の小刻みな震えを押さえるように、彼女の腕と脚の力が強くなった。
「こ、浩紀……。ら、らめ、イク。そんなにしちゃら、ま、た、いっちゃうからあ」
「我慢しなくていいんだよ」
「やらあ、一緒がいいの!」
彼女の可愛いわがままに、胸の奥がキュッとときめき、腰の動きが勝手に早まる。
じゅっぷ、じゅっぽ、ちゅぶ、ちゅぽ、じゅぶ、じゅぶ、じゅぶじゅぼじゅぶじゅぼじゅぶじゅぼじゅぶ!
「い! んあ! あ、あ、あは、は、はん! い、いあ、は、は、はあ! い、いい! んら、らめ! らめらめらめ!」
カナが全身を使って俺に抱きつき、蕩けきった嬌声をあげた。
肉槍がぎゅうっと締め付けられ、ピクピクとランダムな刺激が襲い掛かってくる。
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