キュウリ嫌いを直す方法 (Page 5)

「ん、んんんっ」

　小さな淫穴が窄み、吸い付いてくる。

　千鶴の瞳がトロリとして、焦りや恐れが見えなくなる。

　指先がキュウリにあたったところで少し戻り、指をゆっくりと開いた。

「んああっ！　ん、んにゃあ！　はあ、はふあんっ！　い、イいきゅっ」

　千鶴の頬がカッと赤く染まり、臍の下辺りがビクビクと震えて膣がぎゅうっと締まる。

　M字開脚の状態に開いた脚の間から、ぷしゅっと淫水が噴き上がった。

　細い腰がカクカクと震え、千鶴は舌を突き出すようにして口を開いて俺を見つめている。

「んあ、んはあ、はあ、はあ……。ひしゃしい」

　俺はキスしたい衝動をグッと飲み込んで、空いた方の手を彼女の頬に当てた。

　彼女は俺の手に頬を寄せ、ウットリとした表情で口元にある親指に舌を這わせる。

「ひしゃしい。ぷちゅ、くちゅ……」

「千鶴。俺がいいって言うまで、イくなよ」

「え？　しょんなあ。私すぐにーー」

「千鶴がイっちゃうと、すごく締まってキュウリが取れないんだ。分かるよね？」

「あ、あう、あう……ん」

　千鶴は困ったように眉根を寄せていたが、コクリと頷いた。

「分かった。我慢する。だから、早く取って」

　彼女はぎゅっと目を瞑ると、早口で捲し立てるように言った。

　両手を胸の前でぎゅっと握って我慢しようとしている姿は、本当にいじらしい。

　俺はそんな彼女の涙の跡が残る頬にキスをして、膣内に入れていた指をゆっくりと開いて押し込んだ。

　奥にあるキュウリを挟み込むのだ。

「うあっ！　キツっ、いいっ！　ひしゃ、ひしゃあっ、壊れちゃうう！」

　千鶴は俺の腕を両手で掴んでイヤイヤと首を振る。

　そんな彼女の態度とは裏腹に、膣壁は難なく広がり、いやらしい襞の動きはより活発になっていた。

　切羽詰まった表情を作る彼女の頬は真っ赤で、目の焦点がぼやけて口端から涎が溢れる。

　腰がカクカクと動いて、「ふ、ふっ、ふう」と熱い吐息を漏らし始めた。

　俺は彼女に覆い被さるようにして、耳元に口を近づける。

「俺が『いい』って言うまでイかないでね」

「ん、んんんっ、んん」

　千鶴はハッとしたように俺の腕を放し、ぎゅっと小指を噛み締めた。

　それを確認した俺は、熱いお湯に浸すような感覚を覚える膣の中の指を開いて、奥へと押し込んだ。

「んあっ！　い、いいいっ、いむうっ、ん、んんんっ！」

　千鶴がビクンと身体を跳ねさせて背中を反らせた。

　その勢いを借りて、熱い蠢くゼリーに包まれる人差し指と中指に、薬指を仲間入りさせる。

「んあっ！　きつっ！　い、い、い、いいっ！　ん、んん！」

　ぷしゅっ！　じゅぷん。

　牝汁が吹き出して肘まで垂れる汁を無視して、3本の指でキュウリを摘んだ

「ひ、ひしゃしい。ひしゃしい」

　蕩けるような甘い声と潤んだ瞳が、縋るように俺に向けられる。

　3本の指に絡まる彼女の柔らかい膣襞は、3本それぞれの指に絡み付いて扱き、トロトロの粘液を滲みだしている。

　まるで、別々に咥え込まれて愛撫されているようだ。

　彼女の濡れた瞳が『イかせて』と懇願しているのが分かる。

　このままグジュグジュと動かして彼女をイかせたい欲求に駆られるが、それをグッとこらえ指先に力を込めた。

　膣襞が縋るように吸い付き奥へと導く。

　俺はその流れを逆行し、締め付けてくる膣肉を無理やり押し広げて3本の指を引き抜く。