キュウリ嫌いを直す方法 (Page 8)
「くう、千鶴っ、出ーー」
引こうとした腰に千鶴の脚が絡まり、グッと腰が押し付けられる。
「千鶴っ?」
「そのままあ! そのまま中に、中に出してえっ!」
びゅる、びゅびゅびゅびゅるるるるるっ! びゅくん!
千鶴の甘い叫びが呼び水となって、溜まりに溜まった白濁が一気に迸る
「あはあっ! 熱っ! ひしゃしの! ひしゃしの熱い! あ、あ、あ! い、いい、イク! またイク! ひしゃしの中出しでイクう!」
千鶴が叫びながら俺に絡める手脚の力を強めた。
膣壁がギュンギュンと締まり、子宮口がちゅっちゅと吸い付いてきて、一滴残らず搾り取られる。
今までにないほど大量の精が吐き出された。
千鶴はビクビクと痙攣しながら、嬌声を漏らし続けている。
「はあ、はあ、ち、千鶴……。好きだよ」
「あ、んあ……はあ、はあ、ふう、んっ! 私もしゅき。い、んんっ! イクの止まんないい。しゅき、しゅきい」
千鶴が改めて抱きついてきて、俺の頬に頬ずりしてきた。
愛おしくて堪らない。
ふと、ベッドの片隅に転がる緑色の物体が目に入る。
食べかけのキュウリだ。
まさか、嫌いなキュウリを食べてこんなことになるなんて……。
「千鶴、俺、キュウリ好きになったかも」
「……ん。良かったあ。また食べさせてあげゆね」
「ああ、食べ過ぎちゃうかも」
「んふふ。……他に嫌いなものある?」
そんな鶴の台詞には、牡を誘う色香が載っていた。
(了)
レビューを書く