メンヘラ彼女と喧嘩の後は (Page 5)
「あぁぁっ、いぃ、いぃ、それも、すきぃ…んぁぁっ」
深くピストンしながら、智也が状態を倒して奈々に身体を密着させると、奈々も下から腕と脚を絡めてきた。
互いの身体をぎゅっと抱きしめ合って、智也はラストスパートのように激しく腰を打ち付ける。
「あぁいぃ、いぃぃ、ともや…すき、ともや、あぁんっ」
「奈々…あぁ、いきそ…」
「きて、きて、わたしも…んぁぁっ、あぁいぃ、すごいぃっ…んぅ、はぁぁん」
「あぁ、でるでる…いっく…っ」
「んぁぁっ、あ、いくいく、あぁぁぁんっ」
智也が膣奥にペニスをぶつけたタイミングで思い切り射精すると、奈々も一緒にまた絶頂した。
膣はぎゅっと締まり、精液を搾り取るように肉ひだを蠢かせた。
智也は最後まで出し切ろうと腰を動かしながら、強烈な絶頂の快感に身を委ねた。
身体を密着させて2人は、このまま溶け合ってくっついてしまうのではというような心地いい倦怠感に包まれていた。
*****
「…ん?」
うとうととまどろんでいた智也がふと気づくと、奈々が智也の方に身体をぎゅっと寄せて、智也の乳首を撫でていた。
触られてむくりと勃ちあがった乳首に、奈々は舌を伸ばしす。
「っ…奈々」
2回目は奈々の方から攻め始めるのが定番だ。
奈々はいつも、セックスをすると3回目や4回目まで求めてくる。
そして智也も、奈々とだと一晩に何度でも応えたくなる。
「きもちい?ともや」
奈々は智也の乳首をちろちろと舐めながら、ペニスにそろりと手を伸ばした。
「ん…」
奈々の極上の手コキで寸止めされて、騎乗位でめちゃくちゃに搾り取られる、ほんの少し先の未来を想像して、智也はおさまったはずの興奮がまた湧き起こるのを感じる。
「ねえ、私以外の誰にも、そのエッチな顔見せないでね」
奈々の声はエロティックでもありながらも少し深刻で、その深刻な響きが2人を一層盛り上げてしまうのであった。
(了)
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