息子のいぬ間に (Page 6)
膣肉はぷりぷりと弾力があり、肉ひだがうねってペニスを扱いている。
膣奥を突けば突くほど熱い愛液が溢れ、そしてきゅっきゅっと膣内が締まった。
深いピストンを続けながら、込み上げるものに抗えなくなった颯太は力一杯に腰を打ち付けてスパートをかける。
「あぁぁっ、あぁだめ、だめ、いく。いくいくいくっ」
「出る…っ、でるっ」
パンパンと音を響かせて、激しくピストンし、膣奥目掛けて颯太は思い切り射精した。
「んぁぁぁっ…っ、はぁぁっ、あぁっ、あっ…あああっ」
同時に葵も絶頂し、一際強く膣内が締まった。
その圧で最後までペニスを絞るように扱かれて、腰をガクガク動かしながら颯太は久しぶりに長い射精の快感を味わっていた。
「あぁっ、はぁ、はぁ…んんっ」
2人は互いの身体をぎゅっと抱きしめ合ったまま、びくびくと痙攣する身体で絶頂の余韻に浸っていた。
「んっ…ねぇ、だめ、もうすぐ斗真たち帰ってきちゃう」
朝から交わって、休んではまた交わってを繰り返しているうちにすっかり日が暮れて、息子が帰ってくる時間が近づいていた。
ベッドの中でいちゃつく内にまた盛り上がりかけたところだが、葵は時間を気にして颯太の手を止めようとした。
「えー?じゃあ、最後の1回、ね?」
颯太は甘えた声を出して、葵に抱きついた。
ぐっと硬くなったペニスを押し付けられ、葵も拒否しきれない。
「もう…本当に最後だからね?」
身体は疲れているはずなのに、いや、疲れているからこそかもしれないが、2人の性欲はこの日1日交わり続けても枯れることがなかった。
「んっ…あぁん…」
颯太のペニスを受け入れながら、次にこんな風に過ごせる日が来るのはいつになるかと思うと、葵は少し切なくなるのだった。
(了)
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