生意気アイドル号泣土下座 (Page 3)

「んぅ…!?」

「お、結構すんなり…やっぱ男と毎日お泊りしてるだけはあるな」

「!な、何で…」

「まあそれはどうでも良い。で、俺がこのスイッチを押すとその電極に電流が流れる訳なんだが、今心の底から謝罪すれば特別に許してやるぞ」

どうする、とカメラを構えて問い掛ける。

つばさは眉間に皺を寄せて悩んでいたが、しばらくして不貞腐れたように「ごめんなさい」と口にした。

「何に対しての謝罪だ?」

「…それは…その…だから、悪かったって言ってるでしょ…」

…まるで答えになっていない。

俺はため息をついて、5段階ある電流の一番弱いスイッチを入れた。

「っ!あっ、あ、ああああっ!」

その瞬間小さな体が弾かれたように跳ね、手足がピクピクと痙攣を始めた。

「ひあ、や、あっ、あうっ!」

「誰に対して、どう悪かったのか、ちゃんと言え」

「…っ…」

スイッチを切ると、生意気なことにつばさは息を切らしながら俺を睨んできた。

問答無用で電流を1段階アップ。

「はぐっ!ああ、ああっ、あああ!」

「まだ平気そうだな。もう1つ上げるか」

「あううぅ!や、めって…!あひっ、ああっ、あああっ…!」

レベル3でしばらく通電させて様子を見る。

「あああ、ああ゛、きゃぁあっ!」

MAXにしたって生命に危険を及ぼすほどの威力はないが、つばさは額に汗を浮かべ、今にも泣きそうな顔になっている。

「あ゛っ、やべて、やめでぇ!ああ!」

「素直に謝る気になったか?」

電流を止めて優しく聞いてやる。

「…かふっ…ぁ…おねが…もう…許して…」

「お前が全裸で土下座して、今日限りで引退するなら許してやってもいい」

「はっ…はっ…そ、れは…」

…躊躇う気持ちがあるのは、まだ余裕がある証拠だ。

そう思って、もう一段強い電流を流す。

「うぅうっ?!ぐぅ、あう゛っ…!あ゛っ…あああああ――――!」

つばさはベッドの上で大きくエビぞりになって、アイドルらしからぬ獣じみた悲鳴を上げた。

「い゛ぁぁあああ!あああ、うあぁあ゛っ!」

「さあ、どうする?」

「お゛ぅっ、うう゛、お゛あぁあ゛…!」

白目をむいて涎を垂らし、もう喋るどころではないのだろう。

だが、折角もう一段階あるし、問いかけに答えなかったのだから仕方がない。

「…っ、ぎゃひぃぃい!!」

強すぎる刺激に耐えきれなかったのか、ぷしゃぁあ、と勢いよく尿が迸った。

「…きったねぇ…」

「ア゛ッ、ア、アア゛、アア………!」

悲鳴が途切れ、口だけがぱくぱくと開閉を繰り返す。

電流を切った後もしばらく体は反ったままピクピク震えていたが、そのうちがくんとベッドに横たわって動かなくなった。

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