夏の熱

・作

一歳年上の兄・総一の幼馴染でありその結婚相手でもある恵。二人は結婚後、兄の実家に暮らすことになった。総一の弟であり在宅の仕事をしながら実家で暮らしていた信二は、子供の頃から劣情を抱いていた恵と暮らすことになり、秘めていた思いを隠すことができなくなっていった。そしてある日信二はネットで手に入れた睡眠薬で恵を眠らせて……

じっとりとした夏の熱気に額から一筋の汗が流れる。
ぽたり、と。
流れる汗が額から流れて首筋を伝い落ちていった。
それを拭うこともせずに、深く深呼吸をする。
細胞の一つ一つがざわざわと波立つような興奮が全身をまとっていた。

俺は今から自分が行おうとしていることを一つ一つ鮮明に思い描いながら、目の前で眠る女の上にまたがった。

彼女の名前は恵。

俺の義理の姉だ。

恵はこれから何が起きるかつゆとも知れずに、すやすやとベッドの上で眠りこけている。
ネットで注文した睡眠薬を夕食に混ぜたのも幸いしてか、こんなに近くにいても恵の長いまつげはピクリとも動きはしない。
遅刻性の睡眠薬と効能欄に書いてあったが、就寝とともに効き始めたのだろう。

そっと、恵のパジャマに手をかける。
ボタン一つ一つをはずす指先がやけに汗ばんだ。
襟元にあったボタンが外れると、パジャマの下から二つの豊満な胸が顔を出す。
淡いブルーの下着によって窮屈そうに締め付けられている。
それ、おそらくDかEくらいはありそうだ。
その二つのふくらみを今すぐにでもめちゃくちゃにしてやりたい衝動にかられながら、俺は恵を起こさないようにそっと背中側に回ったブラホックをはずす。
するりと抜き取られたブラジャーの下から、恵の白い素肌が露わになった。
きめ細かな肌に豊かな二つの胸。
我慢の限界を超えた俺は、その二つに手を伸ばす。
柔らかい乳房を覆い隠すように両の掌を重ね合わせる。

「…ん」

恵の口から吐息のような甘い声が聞こえた。
一瞬目を覚ましたのかと心臓が飛び跳ねたが、急いで恵の顔を確認すると両の目は閉じられたままだった。
心臓が早鐘のように鳴るのを感じながら、俺は恵の胸をゆっくりともみ始める。
両手に収まり切れないほどに大きなそれは、とても柔らかくて初めて恵に対して勃起してしまったことを思いださせた。

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