夏の終わりを無作為に過ごす (Page 7)

 片足を岩の上に上げさせ、下から女性器を見上げるような体勢にする。
 
 先ほど迄、締め上げてきた膣の中が収縮し、ぽっかりと指の形の空間が広がる。
 
 今ならばと、2本目の指を挿入する。

 足を閉じれないように身体を使って固定し、犬の粗相のように片足を上げた体勢の彼女の膣内に、先ほどよりも深く力強い刺激を与える!
 
 グチュグチュッ!グチュグチュッ!グチュグチュッ!
 
「待って!待って!おじさんっ!おっ!おっ!ムリっ…ムリ…だからっっっ!!!あああああああっっっっ!!??」
 
 溢れる愛液の量がどんどん増えていき私の手首まで垂れてくる。

 私はスパートをかけ、彼女の愛液を限界まで絞り出すようにGスポットを指先で押しつぶす。

「やぁぁあああ!止まんないぃぃぃ…止まんないよおおおぉぉぉ!!」

 ブシュブシュブシュ!ボタボタッ!!
 
 彼女の叫び声と共に一気に溜まっていた愛液が地面に向かって噴き出し、岩場を濃淡に染め上げていった。

 絶頂の凄さに息を整える姿を見ながら私は、準備万端とばかりに存在感を放つ肉棒を、再びカレンの前に突き出す。

「また…おじさんの、おっきく…なってるじゃん。わたしの中に入るかな。」

 お互いに汗だくになった服を脱ぎ、先ほどの平らな岩の上にベッド代わりに敷く。

 硬い岩の上に直接寝転がらせるよりはマシだろう。

 正常位の体勢になるように、カレンを寝かせ足を開かせる。

 先ほどの前戯のおかげで薄暗いこの場所でも、テカテカと濡れているのがわかる。

「だ、だから…じっくりと見るとか…。恥ずかしい事ばっかりしないでよ。」

 肉棒を彼女の愛液でしっかりと濡らし、ぐっと力を込めてあてがう。
 
「カレン…今更だけど、避妊はできないぞ。」

「そういうのは明日考えればいいの!」

「ああ…。」
 
 私に明日があるかはわからないのだが。
 
 身体を強張らせ挿入感に耐える彼女の顔を見ながら力を込める。
 
 あれほど濡らしたのに、かなりきつい膣内に、私の肉棒が侵入していく。
 
「あっ!あっ!あっ!」

 カリが引っかかるところまで来たら、抜き差しを繰り返す…。

 彼女の反応を見ながら少しずつ挿入を深くしていく。

 きつかった入り口も私の肉棒を受け入れるためにぽっかりと穴を開けてくる。

「う…あ…あ…ああっ…。入った…?おじさん…入ってる?」

 膝を折り曲げ、腰を抑えながらゆっくりと体重をかけていくと、肉棒が途中で止まる。

「まだ半分くらい…いま当たってるのが処女膜だよ。」

 腰を揺らして処女膜をカレンにアピールする。

「ううんん!!…うそ…こんなに、入って来てるのに…まだ、半分??。いっ…痛い…。」
 
 彼女の口から漏れるのは甘美な喘ぎ声と痛いと喚く後悔の声だ。

「これ以上…無理…死んじゃう…。」

 カレンの手が私の腰骨を突っぱねる。
 
 死んだ方がまし…そう思わせる出来事など、人生に置いてそうそうあるものではない。

 その事に気づかない人間が、最初に発した死んだ方がましという言葉に酔い痴れているだけなのかも知れない。
 
 それならばと、前に動かしている力を斜め上のベクトルに向ける。

「んんんああ!!」

 真っ直ぐ正面から来る力の方向を軽く、いなしてやると、肉棒はすんなりと突き刺さる。

 ゴリゴリと肉棒でGスポットを刺激すると、彼女はより深い快楽の声を出す。

「続けるよ。セックス…してみたいんだろ。」

 カレンの身体を抱きしめながら、処女膜を破るために更に下腹部に力を込める。

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